LXU-OT2 ヘッドホン出力の低域特性
いまさらな感じの基本事項ですが、そういえば記事にしていなかったので書いておきます。
ヘッドホン出力の出力カップリングコンデンサであるC45およびC32ですが、ヘッドホン負荷というのは一般的に低インピーダンスの部類に入り、低音まできちんと出すためには大きなコンデンサが必要となります。LXU-OT2には220μFという、まあ大きめのコンデンサが入っているものの若干不足気味だろうというのは回路を見慣れた人なら直感的にわかります。
確認のために周波数特性をとってみました。
実線が無負荷、点線が32Ω負荷となります。
無負荷の場合は低域まで綺麗に特性が伸びていますが、負荷をかけた場合は20Hzで1.3dBほど落ちているのがわかります。この値を十分とみるか不足とみるかは判断のわかれるところとは思いますが、コンデンサの物理的な大きさ等も考慮しつつ、もう少し大きな値、例えば470μFくらいにはしておきたいところです。
改造版では出力抵抗を大きくしていますのでコンデンサが小さい割には低域が伸びるということを書きましたが、こちらは同じ220μFで20Hzにて0.4dBの低下となっています。かなり改善されていると思います。
でもしかし、できるならもう少し盛っておきたいところです。
個人的な今回のルールで、オリジナルと極力見た目を変えないルール縛りを作ったので悩み中です。LXU-OT2には中国製らしきCapXonというメーカーの電解コンデンサが使われていますが、これと同じもの手に入らないかなぁ。
あまり高級品をつけて音が良くなったというのもかっこ良くない(これもマイルール)なのでとりあえず転がってる怪しいコンデンサでもつけようかと思います。JACKCONってコンデンサにしようかな。
くだらないルールに従う必要のない普通の人は迷うことなくカップリングコンデンサと12V電源部のC4は470μFにしたほうがいいと思います。
ヘッドホン出力の出力カップリングコンデンサであるC45およびC32ですが、ヘッドホン負荷というのは一般的に低インピーダンスの部類に入り、低音まできちんと出すためには大きなコンデンサが必要となります。LXU-OT2には220μFという、まあ大きめのコンデンサが入っているものの若干不足気味だろうというのは回路を見慣れた人なら直感的にわかります。
確認のために周波数特性をとってみました。
実線が無負荷、点線が32Ω負荷となります。
無負荷の場合は低域まで綺麗に特性が伸びていますが、負荷をかけた場合は20Hzで1.3dBほど落ちているのがわかります。この値を十分とみるか不足とみるかは判断のわかれるところとは思いますが、コンデンサの物理的な大きさ等も考慮しつつ、もう少し大きな値、例えば470μFくらいにはしておきたいところです。
改造版では出力抵抗を大きくしていますのでコンデンサが小さい割には低域が伸びるということを書きましたが、こちらは同じ220μFで20Hzにて0.4dBの低下となっています。かなり改善されていると思います。
でもしかし、できるならもう少し盛っておきたいところです。
個人的な今回のルールで、オリジナルと極力見た目を変えないルール縛りを作ったので悩み中です。LXU-OT2には中国製らしきCapXonというメーカーの電解コンデンサが使われていますが、これと同じもの手に入らないかなぁ。
あまり高級品をつけて音が良くなったというのもかっこ良くない(これもマイルール)なのでとりあえず転がってる怪しいコンデンサでもつけようかと思います。JACKCONってコンデンサにしようかな。
くだらないルールに従う必要のない普通の人は迷うことなくカップリングコンデンサと12V電源部のC4は470μFにしたほうがいいと思います。
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