マイクトランス ケーシング

昨日届いたマイクトランスをケースに入れました。
どれに入れようか悩んだけれど、結局はダイソーの薬味入れ。
まあ、こいつも音の薬味だし…閑話休題
一応ケースにアースを落として、穴を開けてシールド線を出しました。
トランスは緩衝材を巻いてケースの中へ。
ざっとこんな感じでどーでしょうか。


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さて肝心の特性なのですが、色々なマイクに繋いでみないとわからないのですが、
測定上の値だとひょっとすると変化量が少ないかな? なんて思っていたので
そんな時のために2種のトランスを直列で繋いでみたところなかなか良い感じの劣化具合に
なりました。低域がこのくらいレベル低下すると歪成分も負荷されてだいぶ良い感じになると思います。
効果が強すぎたら単体で使えばよいでしょう。

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A28220_A28219_600_10K_THD.jpg
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マイクトランス

最近の安いコンデンサーマイクとオーディオインターフェイスの間に挟むだけでヴィンテージなサウンドに激変するといいなトランスですが、さっそくお願いしていたものが出来上がってまいりました。
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大きさ28cm角くらいの小柄なトランスですが、大体かつてのマイクプリに入ってそうなサイズってとこでしょうか。マイクロホン自体にもトランスが入っている場合もありますけど、その場合はもう少し小さいサイズなのかな? ってくらいの大きさです。
考えてみれば最近の安い機材だとマイクにしろマイクプリにしろトランスなんてコストが上がるパーツなんか入れられないよな、なんて。マイク周りに入れるならパーマロイコアだろうから、数千円~数万円くらいの機材にはコスト的に厳しいよな。ちなみにSM58にはパーマロイコアのちっちゃいトランスが入ってました。

まずはファーストインプレッション。
なんとなくSM58とMackieとかRMEとか適当なマイクプリの間に入れて声を出してみると、普通に繋いだのに比べてモリモリ感が出ている気がする!? しかもA28220のほうは昇圧をしているのでレベルも大きくなっています。
心配していたノイズの件ですが、なんだか全然平気そうです。マイクとマイクプリがしっかりバランス回路になっており、トランスもバイファイラになっているので上手く打ち消されるんでしょうね。
ミキサーの電源トランス部に近づけるとさすがにハムノイズを拾いますが、普通に使っている分には全然ノイズの影響はありませんでした。
使用感についてはこれからいろいろ録音したり誰かに使ってもらってみて調査していかないと。

ちなみに基本的な特性はこんな具合です。
入出力のインピーダンスによって特性は変化しますが、参考例としてソースのインピーダンス600Ω、負荷インピーダンスは10KΩで発振器出力-40dBu(周波数特性)、-20dBu(THD+N)にて測定しました。


■A28219(巻線比1:1)


周波数特性
A28219_600_10K_freq_1.jpg


歪率
A28219_600_10K_thd.jpg



■A28220(巻線比1:2)

周波数特性
A28220_600_10K_freq_1.jpg

歪率
A28220_600_10K_thd.jpg

ってな具合で、なかなか優秀な特性にはなっていると思います。
ただ、しかしながら逆に低域の特性が良すぎて十分な味付けが出来るかどうかが不安なところ。
このトランスの場合、もう少しソースのインピーダンスが高いくらいでも良いかも?
ということでソースのインピーダンスを上げたデータも取ってみました。


周波数特性(ソースインピーダンス1080Ω時)
A28220_1080_10K_freq_1.jpg


歪率(ソースインピーダンス1080Ω時)
A28220_1080_10K_thd(1).jpg

低域がこのくらい低下して歪率も増えるとよりヴィンテージライクな音質になるかもしれません。
まあ、実際のマイクロホンを接続した場合は変わってきますので、測定値においては一定水準を超えている
ことさえ確認できればあとは聴感で判断するのが良いと思います。


ってなわけで、出だしは好調な雰囲気です。
あとは実際に使用しての評価ですね。

ダイソースケルトンリコーダー

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友達と「リコーダーいいよね」って話になって家中探したんだけど見つからないどうしようと思ってたら
相手は100均で買ったよ! っていうから自分も買ってきたはいいけど、どうもピッチがびみょー。
petersonに突っ込んでみたらズレてることは分かったけど、これだとズレている量がわからねーなってことで
ドレミファソラシドを録音してmelodyneで開いてみました。
全体的に♭寄りなのは温度のせいもあるので良いとしても、穴を全部塞いだ時の低いドの音だけ♯寄りなので
さすがにこれは酷いよなw
なんか上手いこと調整できないもんか。一番さきっぽの接合部分を延ばすと若干マシにはなるものの…。

ダイソースケルトンリコーダ


あ、それとそう
ダイソーでトランスのケースによさげなコショウ入れがあったので買ってきました。
ステンレスコショウ入れ K-68
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ステンレスで若干の磁性があるような、ないような。底部が樹脂なのが惜しいとこですが、
天井の穴さえうまくシールでも貼って塞げば見た目はなかなかじゃないだろうか。

iPod用ライントランス(昇圧&バランス変換)

だいぶ前に作ったモノなんですが、誰に聴いてもらっても好評価という謎の出来の良さなので隠し持っておくのも勿体無いなと記憶と昔の資料を元に記事を書き起こしました。これぞトランスのサウンドだと思うので興味のある人は是非一度つくってみては!?


記事はこちら
http://fixerhpa.web.fc2.com/ipodtrans/index.htm


そういえばこの頃ってまだトランスの特性ってのが良く分からなくって、一次二次に公称値以外のインピーダンスの機器が繋がったらどういう動作をするとか、許容範囲をもたせるにはどうするかとか、全然わからなくって常に試行錯誤と実験・測定の繰り返しだったなぁ。

電源タップを作る

電源タップ

ケーブルは2m㎡のVCTFでプラグはアメリカン電機の接地極つきで3Pの7112GN。これは500円くらいで買えて見た目も良いしガッチリ。結線だけど捩ってネジ留めはどうしてもはみ出るし接続が心細いので思い切って圧着工具を購入してあったのでマーベルのMH-5Sを使う。圧着端子はニチフのR2-4。圧着端子は一度使ったらやめられないね。
音がどうこういうつもりはないけれど、やっぱしっかり刺さるコンセントってのは気分が良いものだ。

マイクプリ用トランス製作開始

こことかこのあたりの記事で書いた、最近のオーディオインターフェイスのマイク入力に挟むだけでビンテージなブイブイいっちゃうマイクプリに激変するといいなというトランスですが、一応自分の中で仕様が決まったのでさっそく巻いてみてもらうことにしました。
ほとんど前の記事で書いた通りですが、この缶ケースに入るくらいということで横幅28mmのコアを選定しました。マイクレベルなら余裕もあってちょうどいいくらいだと思います。
心配なのはシールドですが、一応きっちりバランスにすることと、鉄のケースで普通に使う分には十分だろうと思ってますが、どうしても不満な場合は記事のリンク先にある店で1万円弱出してパーマロイケースを買うという手も無くはないけれど…。

とりあえず人柱で2種類作ってみるので出来上がってみたらまたレポします。
お楽しみに。

stereo誌付録アンプ 電源電圧

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例の付録のアンプで電源電圧を上げると音が良くなったという話があったので実験をしてみました。

付属のACアダプタの電圧は12Vですが、D級アンプICのデータシートを見ると動作電圧は5~18Vとなっており、絶対最大定格は23Vです。
本当は他の回路部分の定数も確認すべきですが、ざっと見る限りまあ大丈夫でしょう。

電源電圧を上げるメリットですが、同じスピーカー出力を出す場合に電源電圧が高いほうが電源電流が小さく抑えることが出来、電圧変動にも強くなります。

実験をしてみると22Vまで上げると出力音量にもよると思いますが保護回路が働き出力音声がカットされます。
下限は7Vでこれを下回ると同じくシャットダウンします。なお7Vでも動作しますが音量を上げるとすぐに歪むのがはっきりとわかります。


電源電圧を変えた場合の電流波形


電源電圧12V(標準)無入力アイドリング時
12Vアイドリング
黄色は確認用の入力信号波形1KHzで緑が電流波形0.2A/div

電源を投入し、ボリュームを絞って音を出していない時の電流値は40mAほどでした。



それでは一定の音量を出力(テンモニでうるさい位)したとき、電源電圧を変更していき電流波形を確認します。
ちなみに電源電圧が変わっても出力音量は変わらないようです。

12V動作時
12V_100mVperA_10mVdiv.jpg

18V動作時
18V_100mVperA_10mVdiv.jpg

7V動作時
7V_100mVperA_10mVdiv.jpg

以上のように、電源電圧が高くなるほど消費電流もリプル成分も少なくなることが確認できました。
電源電圧を上げることでアンプの動作が容易になっているといえるでしょう。
ということでコンデンサを増強したりする前に電源電圧を上げると良いでしょう。

ちなみに音質は…
18Vのほうがハリがあって歪も減ったような、気も…しますが…。これは各自ご確認ください。
7Vだと歪んでいるのは明らかです。

トランスのケース

マイクプリ用のトランスを作るにあたって、コアの大きさとケースに悩んでる話をこの前書きましたけれど、在庫品でケースが手に入るのはMCトランスに使ったのと同じ小さいものだけ。マイクだとどうだろう、微妙にサイズが足りないかなぁと思うところ。
そこでコアサイズを大きくするのはいいのですが、そうするとケースが手に入らないので何か考えないといけない。
本当はパーマロイケースがシールド性が良いのですが、この際スチールでも十分実用にはなるんじゃないかということで、昨年末あたりからケース探しをやっていました。

ttp://www.pandcamp.com/trsn_case/tran_case.htm
ここに筒型の良い感じのがあるんですが、価格が4200円とさすがに高い。トランスと同じくらいの値段になってしまうのはいただけない。しかもパーマロイではなく鉄製らしいので割高感は尚更だ。

というわけでみつけてきたのがこの缶。コンデンサーバンドと組み合わせればナカナカのものじゃなかろうか。

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これならお値段なんと350円ほどで済みそうです。

付録アンプ改造案

D級アンプICの入力が差動なのを利用して左右チャンネルの位相を逆にして駆動したら音が変わりそう。クロストークの位相も現状と逆になるだろうしさ。良い方向になるかはやってみないとわからんけどね。
具体的には現状入力のP側に信号が入ってN側はコンデンサ経由でGNDに落ちてるからこのPとNを片chだけ入れ替えて。そしてそのchのスピーカー端子の+-も逆に。
センターがキッチリ出るようになるといいんだけどね。

マイクプリ用トランスどうしよう

前のブログでマイクプリ用のトランスの事を書いたところ、うれしいことに早速コメントをいただき、また知り合いからも興味があるとのことで話をもらいました。
ざっとコンセプトを書くと、

最近のマイクプリは高性能で低歪みのせいか音が綺麗すぎてつまらない。
古いアナログ卓やマイクプリを使ったときのガッツのある音が欲しいけれど、ビンテージな機器は高価だしメンテしないと決して永くは使えない。
マイクプリを自作しても良いけれど、それはそれで部品は多くなるし測定器とか道具も必要だしハードルが高い。
それにいまどきはオーディオインターフェイスにマイクプリがついているので、わざわざ外部にマイクプリをつけるのも手間だよね。

そんなこんなで、手持ちのマイクプリの入力に接続するだけでビンテージ機器のような味のある音がするトランスが作れないかと思ったわけです。音色の変化を狙ったライントランスってのは昔からあるけれど、マイク段に接続するものって見かけないと思って。

かつてのマイクプリの構成だとSN確保なんかの理由もあって入力段で昇圧してバランス-アンバラ変換をしていたわけですが、いまの機材は半導体の性能が良くなったのでトランスを使う必要が無くなっています。
そこに敢えてトランスを入れて音色の変化を狙います。大抵は低域のコシの強さや高域のまとまり方に出てくるんじゃないかと思います。最近の安いコンデンサーマイクは高域がうるさく低域に力がないので、こういう場合に使えるアイテムになればと。



仕様について

まずはマイクラインなので関連機器のインピーダンスは600オームから5Kオームくらいに収まっているのが一般的です。その間に1:1もしくは若干昇圧気味くらいのトランスを挿入するようにします。
大体ですが2.4Kの1:1にするか、600:2.4Kで巻線比2倍くらいが良いかなーなんて考えてます。

ここで重要なのがファンタム電源を通過させる仕様にしないとイケナイってところです。
これについては巻線抵抗にもよるのですが、1次2次ともバイファイラ巻きにして、CT同士を繋げておけば良いかなーなんて考えています。

次にコアサイズ

基本的にマイクレベルなので小さいコアで大丈夫のはずですが、マイクによってはレベルの高いものがあるのでそのあたりが心配です。
MCトランスに使ったコアでもいけるとは思うのですが、若干不安な感じ。これはやってみないとわかりません。

コアを大きくしないといけなくなった場合はトランスのシールドケースも何か探して用意しないといけないのでこれが思いのほか難題です。


とりあえずそのくらいで、また少しずつ案を考えていこうかと思います。
なにかご意見があったらコメントにどーぞ。


追記(自分用メモとして随時追加します)

2次側はとりあえず2.4KΩ(いろんなマイクプリでそれなりに動くように考えたときの公称値)としておくとして、問題は1次側をどうしよう。600Ωと2.4KΩでタップで切り替え可能にできればベストだが、センタータップが必要なことを考えると1次側のタップが6つになってしまう。それに切り替えするにもマイクレベルであることを考えるとスイッチを使うのは危ない。そうすると昇圧タイプと1:1版で2種類作ってみるのが無難なのかなぁ。
タップ(リード線)の数が増えると小さいコアだと難しいし、線が細いと巻線抵抗も厳しくなってくるだろうな。この辺はとりあえずトランス屋さんと相談してみるしかないだろうか。

あと、とりあえずコア材はパーマロイ一択かな。
プロフィール

fixer

Author:fixer
http://fixerhpa.web.fc2.com/
Twitter @fixerhpa
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