USB地デジチューナー

超弱電界の地域でなんとか受信できる場所がないかと電測をやろうと思ってるんだけど、このために測定器買えないし、アンテナと一緒に持って運べる手軽な受信方法が無いかなと考えてたところ、PC用のチューナーとノートPCでいいじゃんかと思いついたわけです。
PC用のチューナーなんて以前だと感度が悪くて、テレビなら受信できるのにPCチューナーだとダメだなんて話もみかけましたが、調べてみると最近のUSBチューナーでも高感度を謳ってたりしてそれなりの性能も期待できそう。

色々調べてみるとBUFFALOのDT-F120/U2が魅力的なのでついポチってしまいました。
DSC_0502.jpg

何が魅力的かというと

・Fコネクター変換ケーブルがついていて外部アンテナが使用可能
・フルセグ、ワンセグともに受信可能
・"さらに高感度"らしい
・受信周波数がVHF:1~12ch/UHF:13~62ch/CATV:13~63ch(パススルーのみ)と、なにより広い。他社のこの手の製品だとCATV未対応だったりする。
・アンテナレベルがC/N比表示
・受信チャンネルがマニュアルで設定可能
・そしてなにより小型で、価格もそこまで高くない

ってなワケで、受信チェック的な用途にも活用できそうなスペックです。


では各所をチェックしていきます。


アンテナ接続部
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ロッドアンテナは主にワンセグ受信用で、地デジ(フルセグ)受信には外部アンテナを接続するようになっており、10cm程度の変換ケーブルが付属しています。


コネクタ部
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ロッドアンテナを引き抜くと、差し込みコネクタになっています。ネジ式ではないけれど、しっかりとした嵌めこみ式なのでバッチリです。よく無線LANモジュールなんかについてるコネクタと一緒かも。(あのコネクタなんて名前?)



そしていよいよ内部写真へ

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なんと人差し指の爪だけでパカッと分解できてしまう嬉しい構造。
こんな小さな中にチューナー回路とUSBインターフェースが組まれているなんて…


そして裏側
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チューナー部拡大
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受信周りのデバイスはモバイルTV用のチューナーICであるFCI FC5500
そしてISDB-T 地上デジタル放送受信機用 復調訂正IC TOSHIBA TC90527でした。

高周波部分の回路構成とか気になるけれど、もはや見ても判らない次元のようで…。



で、こちらがチャンネル設定画面
ch.jpg
普通のテレビだと地域設定をしてチャンネルスキャンをして引っかからない限り設定できなかったりするけれど、このモデルは物理チャンネルで直接指定ができます。ただし、設定時に受信できないといけないので、事前に設定しておきたい場合は送信所ごとのプリセットを使えば良いようです。

ちなみにプリセットはテキストファイルで管理されているみたいなので電測時には近隣の送信所の周波数一覧とか適当に作っちゃえばよさそう!?
チャンネル設定



実際の表示
DSC_0515.jpg
このような感じでC/N比が画面上に表示させることができます。
ざっと確認したところフルセグには17dBくらい、ワンセグには5dBくらいの値が必要のようです。


実際にこのチューナーの受信感度がどのくらい良いのかは気になるところ。


ちなみに受信アンプも購入しました。MASPROのUB18Lです。雑音指数(NF)が1dB以下とか、すげースペック。
DSC_0508.jpg

近いうちに外に持ちだして実験してみようと思います。
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束線ひも

現在、ほぼ100%がタイラップ(結束バンド)に取って代わられてしまった束線ひもによる電線の結束。
少し前に入手や使用法諸々について調べたものをまとめておきます。

まず、束線ひもですが、現在は入手すら難しいです。
紐自体は丸札についている蝋引きのアレなのですが、あの紐単体を入手しようとした場合、秋葉原でいくら探しても見つかりませんでした。

ラジオデパートの鈴喜デンキには束線ひもが置いてありましたが、これは蝋引きでないことと、どうやら材質が化繊のようです。これはこれで悪くないのですが、頭の中のイメージにあるのは蝋引きでヌルッとしたアレです。同じものが欲しいです。
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こちらは比較的入手しやすいビニール結束線。通称モノヒラ(モノフィラメント)あちこちの電材屋さんで見かけます。釣り糸のような見かけですが、引っ張ると伸びます。これもかつては機器内などでよくみかけたものです。
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で、こちらが散々探し回った挙句、ようやく見つけた蝋引麻糸です。

結局のところ電材屋ではなく糸屋にて同じとみられる糸を発見しました。
大戸糸店 麻糸 蝋付け16/3 約870m(アース エレファント) / ホワイト(白) です。
ttp://www.ohtoito.com/products/detail296.html
DSC_7696.jpg

16/3というのが糸の構成(太さ)を表しており、16番手糸の3本撚りとのこと。
カナレの丸札についていた糸と比較しても同じ太さです。
写真上が丸札の糸、中が購入した糸、下はもっと太い蝋引き糸です。
DSC_7698.jpg


どうにか結束につかえそうな糸が入手できましたが、縛り方についても現在では資料が入手しずらくなっていると思います。いろいろ調べましたが、ネット上では特に日本の資料は見つからず。
どうやら電子機器組立技能検定試験というのに束線の項目があるらしいんですが、具体的な方法に関する資料にはたどり着けませんでした。

英語では束線のことをcable lacingもしくはwire lacingと呼ぶらしく、この単語で画像検索するとたくさんの束線に関する写真や資料がヒットします。中にはNASAの規格書まで…。


参考になりそうなものをピックアップしておきます。
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Cable_lacing
ttp://www.dairiki.org/hammond/cable-lacing-howto/
ttp://blog.makezine.com/2009/07/28/lost-knowledge-cable-lacing/
ttp://www.hnsa.org/doc/cabling/part5.htm
ttp://www.aeroelectric.com/articles/cable_lace/cable_lace.html
ttp://workmanship.nasa.gov/lib/insp/2%20books/frameset.html
ttp://www.hq.nasa.gov/office/codeq/doctree/87394.pdf

だいぶ枯れた技術ではあるけれど、個人的には結束バンドよりも好きです。
このご時世、仕事の現場だといちいち縛ってなんかいられないでしょうけれど、趣味レベルなら見た目もカッコイイし、結束バンドみたいに留めた跡もつかないし良いのではないでしょーか。


番外:丸札の縛り方について

丸札の縛り方も色々あるようで、たまに自分が知っているのとは違う縛り方を見かけることがあります。
ついつい時間かけてピンセットで解いて調べてみたりして。
そんな時の写真が一枚残っていたので貼っておきます。

CA3G0579.jpg

みなさんはどう縛ってますか??

DC/ACインバータ分解

車内でノーパソの充電でもしようと思ってDC/ACインバーターを買ったんだけど、一応動作を見ておこうと思ってチェックしました。

ちなみにホームセンターに買いに行ったら 同じメーカーで同じスペックでほぼ同じ値段の商品が。
モデルチェンジかと思いきやメーカーサイトにも両方載ってるし…
何が違うのだろう。

ちなみに買ったのはIP-150です。

ttp://www.daiji.co.jp/product/inverter/IP-150.php
ttp://www.daiji.co.jp/product/inverter/SPI-10.php


電源入れる前に早速分解してみると…
DSC_0393e.jpg

目立った点だと使われている2つのDIPのICは

KA7500BD SMPS(Switched Mode Power Supply)コントローラIC
AZ7500EP PWMコントローラIC

ってのと、ちょっと五月蝿いファンはYOUNGLIN TECH CO.,LTD.のDFS402012H(これは置き換えたいな)

あとはAC出力部のリード線が細くてどうも頼りない部分かな。
まあ、150Wすなわち1.5Aってのはわかるけどさ…。

ちなみに放熱を考慮したアルミケース、と思いきや実はこれただのプラスチックww


で、出力波形はPWMって書いてあったけれど、実際の出力は秋月のインバータと同じような 擬似正弦波(でいいの?)って感じの波形でした。
ちなみに昇圧比は固定なのか、入力電圧が変わるとデューティー比が変わる仕組み。


11V入力時
IP-150_11Vinput.jpg


14V入力時
IP-150_14Vinput.jpg




で、とりあえずインバータの動作はこんなもんで良いと思うんですが、そんなことより波形を見てるときにおかしいなと気づいた事がひとつ。

最初アナログオシロで見てた時は全然問題なかったのに、いざキャプチャしようと秋月で売っているオシロ、softDSP社のSDS200Aを引っ張り出してきたら、なんだか波形がおかしい。 プローブ調整か、とか思ったけど違うし。

IP-150_12Vinput_ACcouple.jpg

原因はACカップリングの時のカットオフが案外高いみたいでこれによる波形歪でした。

ACカップリングにすると約0.3Hzのときに-12.7dB。 ということはカットオフは1Hzとかそのくらい?
オーディオ回路だったらいいけど、オシロでこれはどーなんだ???

SDS200ACDCカップリング比較

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