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名前をつけようか"Sugar halation"

ラブライブ! のハイレゾ音源"Snow halation"がCD版とハイレゾ版でギターパートが異なっている件
http://fixerhpa.blog.fc2.com/blog-entry-249.html
ですが、4/17にe-onkyoより同楽曲の購入者宛に再ダウンロードのお願いとのメールがあり、

CD版と一部アレンジが異なっていたため、このたび改めて、
CDと同じ最終バージョンの音源を、レーベル様より再納品頂きました。

とのことで正規のバージョンの音源が提供されました。


問い合わせを行っていた方からの情報によると1月に問い合わせを行ってから担当者が制作期間で忙しいということで時間が掛かってましたが、ようやく差し替えが実現されることとなりました。


ファイルのメタデータによると、前回のギターが違うバージョン(便宜上、Sugar halationと呼ぶことにする)に対して、正規版のSnow halationは制作された日付が1ヶ月ほど先になっていました。同曲の発売日が12月22日なので、やはり何らかの事情でギターの変更があったのを忘れて、変更前のバージョンをリリースしてしまっていたものと思われます。(まさか、ハイレゾとCD版との違いを錯覚させるためにわざと違うバージョンを出したということは、ないだろうけど…)
BlZEtYtCAAAWJ7-.png


曲データの内容としても、ギターの部分意外は基本的に同一のようです。差分をとるとギターの音が綺麗に抜けてくることを確認しました。
BlZIajlCEAEkV82.png


さて、Snow halationとSugar halationの違いですが、聴き比べた方の感想を見ると以前の間違ったバージョンのほうが好みだという意見もちらほら見かけます。これはもしかすると当時「ハイレゾ音すげー」といわれていたのが、実はハイレゾのせいではなくてアレンジの違いだったのかも? なんて想像も。


そうそう、2つの曲はサンプル単位で曲の長さが一緒になっていますから、これらを掛けあわせて遊ぶことも可能です。両方をミックスするとギターの数が増えるものの控えな感じになりますし、Snow halationのLchと、Sugar halationのRchという組み合わせにすると、ギターが左右からで賑やかになって面白かったりもします。ぜひ試してみてください。
Blas8hRCEAAoka7.png



さてさて、その他のハイレゾ界隈のネタというと



・"榊原ゆい"のアルバム"LOVE×CoverSongs"中の楽曲"ハローグッバイ"においてwavファイルのヘッダ異常(ファイルサイズ違い)によってWALKMANにて再生できなかった問題が4/17にこっそり音源差し替え(問い合わせた方には連絡あり)


・スガシカオ「32ビットで書き出す必要があるのか?この曲・・・」に対してマスタリングエンジニアが「やはり、スガシカオはこのクォリティーだ」と絶賛する事案


・反音圧競争のエンジニアさんからの紹介で買った"笹川美和"のアルバムは全体的に良い録音であるにもかかわらず、「そして太陽の光を。」の最後と、「あの場所へ」は全般的に音が割れてて良くなかった事件(ジャケットの高解像度の画像やクレジット等、CD版と同じとみられるデータが提供されている事など、全体的にはとても良かった)

・"Lapis Lazuli"の"桜"という曲をノートPCで試聴したら、バリッバリッって音が割れてて思わず鼻水吹いたんだけど、これは意図的に使用されたパーカッションの音だということで、配信ページに説明書きがされたのと、実際に楽曲を購入してみると楽器の音として入れたんだなというのは判るけど、せっかくの歌が台無しで、なんだかなー。
(これもパーカッションの音以外は歌も録音もとても素晴らしかったので、もったいない)


とか、そんな感じで色々ありましたとさ。
詳細はtwitterで。

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トランスのシールドケース

トランスの歪率測定においてノイズ対策が重要という話が出たので、ついでにパーマロイシールドのケースの効果を測定してみました。(前にもやった気がするけど、忘れた)

トランスシールド
画像クリックで拡大



常識的にノイズ源から離して設置されていれば、MCトランス等の小信号を扱わない限りハムノイズは0.1mV程度などとケースが無くても問題になることは少ないと思う(というかMCトランスでもシールド無しでも実用になっているような)けれど、0.001%クラスの歪率を測るにはノイズについてかなり気を払わないとなという感じです。

以前、トランスの個体差を把握しようとして歪率を測定したところ、ずいぶんバラつきがあるなと困っていたら、原因は些細な信号線の引き回しなんかの違いだったりしたことがあって思い出しました。


その時の4つのトランスの測定例

A28-185歪率比較

A28-185歪率比較2

こんな感じで測定環境の僅かな違いが測定結果に現れてしまいました。


FFTを使用して、THD+NではなくTHDのみをカウントできる場合はノイズの影響を減らすことができますが、これもノイズと高調波が重なれば当然カウントされてしまい完璧ではないので、ある程度の対策は必要のようです。




話題ついでにトランスのコアが磁化された場合に特性がどうなるかをチェックしましたので残しておきます。



トランスの特性の磁化による性能低下を実感したことがないのですが(駄洒落ではありません)
例えば、ST-71を消磁として20Hzで10Vから0Vに向かって絞るループを何回か行った後に歪率を測定。

その後コアに磁石を貼り付けると220mVほど出ていた出力が60mV程に低下して、トランスが動作していないことがわかります。

磁石を擦り付けたりして、磁化されたであろう状態で再び測定すると、出力レベルも歪率も特に変わりのない値となりました。

さて、トランスの磁化による性能低下はどうやったら再現できるのでしょうか?

IMG_1369.jpg


ST71磁化テスト

iFI-Audio nano iDSD RCA変換ケーブル

格安の25,000円なのにiPodやWALKMANとデジタル接続ができて、あらゆるハイレゾ音源が再生できる超絶スペックのUSB DAC ヘッドホンアンプのnano iDSDを購入しました。
http://ifi-audio.jp/nanoidsd.html

nanoidsdrca変換

twitterで色々とレビューなどなど書きましたが、やはりφ3.5mmのヘッドホンジャックは接触抵抗の面で音に不満が出ることがわかったので、回路上の同じポイントから信号が出ているRCA端子より変換ケーブルを使ってヘッドホン(イヤホン)を接続する方法をおすすめします。この方法なら、分解してジャックを交換したり改造する必要がなく、最大限の改善効果を得ることが可能です。

ヘッドホンジャックのGNDの接触が甘い場合の音質の傾向としては、逆相のクロストークが発生しますので、おかしな音の広がり感が出たり、センター定位の低音、キックドラムがピシッと出なかったりという、特徴的な現象が発生します。

これは、ヘッドホンのコードが3線式である場合の問題だったり、ヘッドホンをバランス接続化したときの音質向上と同じ理屈です。

私自身、もともとφ3.5mmのプラグやジャックは好きではなくて、ずっとφ6.3のクリフジャックばかり使ってたのですが、近年は利便性でφ3.5mmを使用する機会も多くなりましたが、こうやって音の変化が出てしまうと、ジャックの接触抵抗もかなり意識して選定をしないといけないのだなと感じました。


RCA端子からの変換ケーブルは短いものを自作するのが一番ですが、難しい場合は市販品でも対応できます。
ジャックの性能に信頼がおけるものが良いですが、例えばこれあたりは使えるでしょう。

ビクター VICTOR CN-140A 変換オーディオコード [ステレオミニジャック-ピンプラグ×2 0.3m]


ちなみに、このライン出力端子をそのままバランスヘッドホン用の出力として使うことも可能です。そうすることでジャックの共通インピーダンスに関する問題を極限まで回避することができます。
これは、ライン出力にするよりバランス端子のジャックにしておけばよかったのではないかと思うくらい。
手持ちのヘッドホンをRCAプラグに変更して使うのもいいかもしれません。



ヘッドホン端子の信号も、ライン端子からの信号も同一であるにもかかわらず、挿し替えて聴き比べると、はっきりと音の違いがわかりますので、是非お試しください。

感想をお待ちしています。


※この方法が試せるのは、回路の確認および、測定によって効果の確認がされている当機種のみです。他の機器にてライン出力にイヤホンを繋ぐことは一般的に問題があります。


※追記
RCAジャックに接続した時に、音が出ない時があるのはφ3.5mmジャック内にあるスイッチの接触不良が疑われます。ジャック裏のスイッチ部分をバイパスすることで、常にRCAとφ3.5mmジャック両方から信号が出るように改造できます。これなら接触不良の心配もありません。なお、こういった接触不良が起こっている場合、音が出ないだけでなく、音が歪むという症状が発生することもあります。接触不良が発生した場合はご注意ください。
nanoijackbypass.jpg

iFI nano iDSD ポータブルアンプの動作

これはボツにする予定だった書きかけの記事ですw


ありとあらゆるハイレゾフォーマットに対応した、バッテリー内蔵のポータブル型USB DAC ヘッドホンアンプのiDSDを購入したのでチェックしていきます。お値段は驚きの25,000円です。
http://ifi-audio.jp/nanoidsd.html

普通のレビューは他の方々にお任せするとして、ここでは技術面でのレビューを。これまたtwitterでリアルタイムで書いていたのを時系列でまとめていきます。



まずは音出し。
ヘッドホン端子やライン出力の音をチェック。nano iDSDの音をヘッドホンやスピーカーから出して、音の傾向を確認します。この時、S/PDIFのデジタル出力を他のDACに接続して比較対象にします。
nanoidsd全体


ヘッドホン端子の音はけっこう派手な印象。私ハイファイです! って感じの音。
ライン出力から他のヘッドホンアンプに入れた場合と、音の印象が全然違う。
ライン出力のほうはどっちかっていうとセンターにまとまってる感じだけど、ヘッドホンのほうはやたら広がってる感じ。センターガツンってこない。
聴感上の特性としては悪くないと思うけど、この広がり感だけが何故だろうって感じ。

ボリュームは可変抵抗だけど、音声信号が通っているわけではなくボリュームの値を元にデジタル制御している感じ。プツプツと音がしながら段階的に音量が上がる。イヤホンで聴いている時はボリューム最小値でも、音が大きめ。もう少し絞りたい。
ボリューム絞ったときにうっかり電源切っちゃって、PCがデバイス居ないよーって困っちゃう。

最大出力はかなり大きい。十分うるさいくらいの音量が出る。多少歪んでるかもしれないけど。

とりあえずでもこれファーストインプレッション的には当たりの部類じゃないかな。UD-H01なんかは、ヘッドホン挿して聴いた瞬間、無いわ。って感じだったから。

音量のとき若干逆相クロストークぽい?
変なハイファイ感は、ライン出力のほうだと全く無いんだよな。むしろつまんない位で。なぜだ


サンプリング周波数384kHzに対応
信号品質はさておき、190kHzの信号が出力できる。すげー。
190kHz.png




分解と測定、どちらにする? それとも …?

→アナライザで測定

なんだろこの最大ボリュームに近づくにあたりじわじわと歪が増える感じ。オペアンプとかだったら、クリップ手前ですぐ最良になるのにな


周波数特性
nanoifreq.png


あーなんか変だね。負荷掛けるとクロストークが減るっておかしいね。これが謎のハイファイ感なのかな。
nanoicrosstalk.png


10Hzでみても同相のクロストークだけどな。なんでだろう。測定ミスってないだろうな…。なにがどうなるとこんなクロストークするんだ
nanoiクロストーク10Hz


逆相のクロストークで変な感じはありがちだけど、同相で負荷が重いほどクロストークが減る(セパレーションがよくなる)ってのは謎現象。

1kHzサイン波で-60dB台のチャンネルセパレーションの時、これが2~3dB変わるだけでもヘッドホンだと定位の方向が変わって聴こえるものなんだ

とにかくこの、負荷が重いほど改善するセパレーション(クロストーク)はなんか変だよ。これがハイファイ風味の原因なのかな?


分解
nanoidsd.jpg
画像クリックで拡大



chip.png

DACはBB DSD1793
http://www.tij.co.jp/product/jp/dsd1793

ヘッドホンアンプICはTI TPA6130A2
http://m.tij.co.jp/product/jp/TPA6130A2
電圧確保のためのチャージポンプの負電圧生成回路、デジタルコントロールによる64段階のボリューム回路内蔵



アナライザやオシロスコープを駆使して色々調べた結果、変な広がり感の原因は

nanoidsdjack.jpg

このヘッドホンジャックの接触が甘く、GNDの共通インピーダンスが大きくなっていることが原因である模様。
負荷を掛けるとクロストークが低減する謎現象は、おそらくヘッドホンアンプICのセパレーションがもともと良くなくて60~70dB程度しかなく、これにジャックの接触抵抗による逆相クロストークが組み合わさることで起こっていたと思われる。

ちなみに製品ページには全高調波歪率、ダイナミックレンジ、出力インピーダンスについての記載はあるものの、チャンネルセパレーションに関する記述は無かった。



回路を追いかけると、RCAジャックのもヘッドホン出力と同じ信号になっており、ヘッドホンジャックにプラグを差し込んだ時に切り離される構造になっているだけということが判明。

それならピンプラグからヘッドホンジャックに変換すれば、不具合のあるジャックを使わずにヘッドホンを鳴らすことが可能ということ。


暫定処置で実験。

nanoidsdrca仮変換


ヘッドホン端子とライン出力、どっちも同じ配線が来てるのに、ここまで音が違うとは。ヘッドホン端子は音がボケボケだ。やっぱGNDの接触抵抗大事。


配線的にはヘッドホンジャックもRCAも同一なのですが、ジャックの遊びというか、GNDのところをしっかり押さえつける構造になっていないため、ここに抵抗分があって左右の信号が変な混ざり方をしてしまうのがマズいのです。接触不良なのでいつも同じ具合ではないですし

nano iDSDのRCA出力はプラグ変換だけすればそのままバランスヘッドホン出力として使えるよ。

音量上げても足りない気がしてボリューム上げても歌が出てこなくて左右からの音ばかりデカくなるような印象があったら、それはジャックのGNDの抵抗の問題
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http://fixerhpa.web.fc2.com/
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