CDP-D11修理その2

業務用CDプレーヤー CDP-D11をもう一台手に入れたところ、これもまた同様、ハンダクラックによる故障がありましたが、それに加えメカの故障もあったため、似たようなメカを搭載したカーオーディオを手に入れてパーツを移植することにしました。


西暦2000年前後のカーオーディオのCDプレーヤはCDP-D11に用いられているものと近いユニットを使っているものがあります。残念ながら同一のユニットを採用しているモデルは発見できなかったのですが、なんとなく似たものをジャンクで手に入れました。
こいつからユニットを抜き取ります。

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この製品もまた、片面基板でジャンパーだらけ。電解コンデンサは小型品で85℃品だったり、なんだかなーって感じ。
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左: CDP-D11のメカ MG-378M-121
右: CDX-2700のメカ MG-393X-121//K
似ているようで微妙に違う
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とりあえずバラして目当ての部品を取り外します
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お目当てのパーツをGET!
白いパーツは割れて破損、黒いダンパーはゴムが伸びており、ディスクが装填できない状態でした。
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ダンパーがだめだったので、無理やり止めて動作確認していた跡…。
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ちなみにこちらはカーオーディオについていたユニットのピックアップ近辺。ケーブルのピン数からして違うので互換はなさそうです。
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割れてしまったこのパーツを差し替えます。
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この黒いパーツも、メカが引っかかった時に破損したようなので交換。
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これで元に戻せば無事復帰と思いきや、なぜかCDを装填できないトラブルが。



メカの様子を確認してみると、なんと! 例の白いパーツ、微妙に違うじゃないですか。
一箇所だけ何故かストッパーの位置が違っていて、最後まで回転できない状態でした。
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これは部品を移植させないための嫌がらせか!?
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幸いにも、特になにも必要性のないパーツなので、取り去ることにしました。
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これで無事に復帰したわけですが、全く同じユニットは手に入らないことと、パーツはそっくりでもこういったトラップが仕組んであるのでメカ部の修理はなかなか苦労することになりそうです。
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いきものがかりのハイレゾ

いきものがかりのベスト盤のハイレゾが発売されたので、買ってみることにしました。

いきものがかりはCDで音がいい印象があって、ときどき機器チェック用に使ったりしてるくらいなので、興味があったんです。
とりあえず一曲だけですが、「ブルーバード」という曲をmoraで購入。フォーマットは24bit 96kHzです。


まずは信号品質の確認から。

いきもの

これを見る限り、ナイキスト周波数までの信号成分が含まれており、おそらく録りから96kで行われたと思われ、いわゆる「ニセレゾ」ではなさそう。まずはひと安心。




レベルの突っ込み具合、いわゆる海苔波形度については、手持ちのアルバム「My song Your song」の同じ曲と比較してみました。

いきもの2

波形の見た目としてはほぼ同一で、意識して同じ音圧に揃えたんじゃないかというくらいそっくりなものでした。別のタイトルのアルバムでここまで似ているケースは珍しいんじゃないかというくらいです。



さてさて、波形とかなんとかいうとまた文句いわれるので、「聴いて判断」しましょう。
例によってGRACE DESIGN m905+ dynaudio BM12A、BM14Sという、2.1chのモニター環境で聴いてみました。


感想は

「あっ、CDのほうが断然いい音してる」


という印象でした。
ハイレゾは低域がなくてシャカシャカとした音。高域はよく出ていて音も広がっているんだけど、そのせいでボーカルの歪っぽさが気になってしまう。
あと、CDはキックドラムの音が「ドドドン ドドドン」って聴こえるんだけど、ハイレゾだと「トゥトゥトゥン トゥトゥトゥン」って感じで迫力が無い。
イヤホンで聴いてみても、ハイレゾ版は低域がはっきりしていないせいで聴いていて落ち着かない雰囲気。CDのほうはセンター定位でキックがちゃんと鳴っているので聴いてて安心する。

これってマスタリングのセンスの問題じゃないかと思うんだけど、ひょーっとすると「俺がCDフォーマットの音が好き」ってのだったりするのかなあ? なんてちょっと考えてもみたり。
でも96kのだって、ちょっとEQ弄ったりすれば心地よく聴けるようになりそうなんだよね。



で、一応、この低域の違いが「信号として」どうなのかを確認してみました。


黄色がCD、白がハイレゾのスペクトル分布です。
いきもの3




低域の部分を拡大してみます。

いきもの4


これを見ると、ハイレゾ版は20HzにおいてCD版より2.5dBほど低域が弱いことがわかります。
聴いた時の違和感は単純な周波数特性だけでなく、コンプレッサー等の動作のさせ方によっても変わってくるので、このデータがそのまま聴感の差を表しているかというと何ともいえない部分はありますが、少なくとも、2.5dBも違えば聴いてわかるほどの差があるといえるでしょう。

何故、低音を抑えたのか理由はわかりませんが、結果的に今回のリマスタリングは私の好みに合わなかったといえます。(一応、これが好きな人もいるかもしれませんので)

96kHzサンプリングとか40kHz再生のせいで低域がぞんざいな扱いになるのであればCDフォーマットのほうがいいんじゃね? ってのが今回の感想です。

ハイレゾ云々の細かいところより、確実に聴こえるところのほうが大事じゃないかなと、当たり前の事をあらためて考えさせられる一曲でした。

ひきつづき今後もCDを聴くことにします。

XLRのパッチ盤つくるやつ。

機材メンテ用にいつでも必要な信号経路が容易できるようにパッチ盤つくります。


CADでネームプレートを適当につくる
パッチ1



パッチ2



パッチ3



パッチ4



パッチ5



パッチ6



ハンダの盛り具合、どっちが好き?
パッチ7



パッチ8



パッチ9



パッチ10



パッチ11



パッチ12



パッチ13



パッチ14



パッチ15


ベリンガーのケーブルテスタ CT-100は視認性向上のためLEDを交換しています。(1-3逆を見逃しかねないので)
http://fixerhpa.blog.fc2.com/blog-entry-146.html

パッチ16




パッチ17







おつかれさまでした!

パッチ18

業務用CDプレーヤー CDP-D11修理

機材メンテナンスする時にバランスライン出力がついてるCDプレーヤを作業場に欲しいなってことでヤフオクでCDP-D11というCDプレーヤの故障品を1,100円で仕入れてきました。

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これ何が起きてんだろね
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なんだこの基板ww
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回路図手に入れてないけど、とりあえず電源周りからざっとチェックするか

74HC04に7.6V リップルありで掛かってて、嫌な予感してる
6Vまでで、絶対最大定格7Vでしょ…



基板裏
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全部電解コンデンサに繋がっているのに、行き先ごとに別のジャンパー線を通っている。
一応こういうの意識してんだなあ
でも、どっちが上流かひと目でわからないところは減点w

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こいつが電源ICらしい
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あーもしかしてクラックはいっちゃってる?
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どう見ても本当にありがとうございました。たくさんの5Vチップに7.6Vを与えてくださり有難うございました。重ねて感謝申し上げます。
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あちこちだめじゃん
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よくよく見ると手半田したような跡があるんだよなあ。もともとやばかったのかな
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やったぜ
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7.6Vに耐えてくれて本当に有難うございました
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バランス出力段
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なんだこれ
ヘッドホン出力なんかガリっぽいしおかしいと思ったらGND線繋がってないぞ。シャーシに触れないと音がカラオケになるw
アンプのボリュームじゃなくて、1kΩのボリュームの後ろに10Ωついててそのままヘッドホンかよw
ボリュームのGNDは本体基板に帰ってて、ヘッドホンはシャーシGNDに帰ってる

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ヘッドホン端子のGNDをあえてFGに返してるのは、ここにヘッドホン意外のものを繋がれた場合の事故を防ぐためなのかなあ。あとは静電気対策とか?





俺「部長! 例のCDプレーヤーまたハンダクラックだったんですけど、見積もりなんて出しましょうかー」

部長「マジー? ハンダクラックとか金取れねえじゃん。過電圧で損傷ということでメイン基板交換で見積もり出しといてー」

メイン基板交換 50,000円 修理続行 可否 どちらかに○



※フィクションです

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