LXU-OT2 オペアンプの負荷と歪

オペアンプにどれだけ重い負荷をかけても大丈夫なものかチェックしました。
LXU-OT2の出力の抵抗 R8の手前に直接抵抗負荷を接続して値を変更しながら波形がクリップしはじめる負荷の重さを電圧ごとに測定しました。

LXU-OT2にて1kHz 0dBFSのサイン波を発生し、フルボリュームの3.28Vからスタートしボリュームで電圧を絞りながら抵抗負荷を切り替えました。クリップはTHD+N 0.1%を目安としています。

opamp_load.png

数値をみるからに、何mAでクリップとか何mWでとか関連性が見つけられないのですが、オペアンプによって値は異なる結果となりました。
NJM4556ADやLME49860、LME49720あたりは優秀ですが、OPA2134やOPA2604は負荷が重いとクリップしやすく、寄生発振を起こしたりするので怪しい感じです。非反転増幅でゲインが低いからというのもあると思いますが要注意ですね。
NJM5532やNJM4580DDは使用しても大丈夫ですが大音量だと怪しい感じもします。
少なくとも、使用するヘッドホンのインピーダンスにR8の値(標準では33Ω)を足した値が下の表の数値を下回るポイントでは警戒が必要です。


OPA2134の寄生発振
OPA2134dist.jpg


OPA2604の波形丸み
OPA2604dist.jpg



OPA2134は気に入ってたのに困ったなあと思ってたけど、実際にヘッドホンやらイヤホン繋いでみて実用的な音量で鳴らしている分には発振は大丈夫そう。

ノーマルのLXU-OT2はボリューム上げると相当音量出るもんなあ。
まあ、大音量は出るけれどその領域はキケンですって事ですね。
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No title

あれーでもノーマルでU2にOPA2134って合わないなあ。
定位が変というかところどころ逆相っぽいような落ち着きのない感じがする。

No title

そういえばすっかり忘れてたけど、fixerhpaって本来hpaすなわちヘッドホンアンプのサイトのはずだったんだよな…。
原点回帰ってやつかな。

No title

大いに参考にさせていただきます。
fixerhpaさん、すごく参考になります。
東陽テクニカのオーディオアナライザ ATS-1ですか?
高くて買えないので、計測データは大いに参考になります。

No title

Sunday Gamerさん

どうもおひさしぶりです。

今回の付録はなんか最上級の教材だと思っています。学ぶことがたくさんあります。
普段、思い込みで済ましていることを確認するいい機会なので楽しみながら勉強しています。

なるべく正確な情報を出そうと気をつけてはいるのですが、リアルタイムで体験したことを綴っているので間違いとかあるかもしれませんので、程々に参考にしていただければ幸いです。


アナライザは同じシリーズのポータブルのモデルです。
もう古い機械でやっと動いている感じかもしれませんが、測定にかかる手間を大幅に低減できるので大変役立っています。
コレがないとこの勢いでブログを更新することができなかったでしょう。

運良く安価で入手したのですが、それでもけっこうな額でした。
いつかFFTのできる現行機種が欲しいですが趣味じゃ買えないですね…
プロフィール

fixer

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http://fixerhpa.web.fc2.com/
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頒布中のバランスキット関連はこちら

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