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第五拾八話 せめて、58らしく

どうやら限りなく模造品の可能性が高いSHURE BETA58Aですが、
やっぱ音が悪いというか、本物のBETA58Aの音を知らないのもあるものの手持ちの58と比べると高域寄りで荒々しい感じの音がしてパッとしないんです。いろいろ弄った後に本物の58の音を聴くと安心します。

そこで、2本を聴き比べながらEQを掛けて、音が近くなるように調整してみました。
すると、高域を抑えることと、低域を若干持ち上げることがポイントのようです。

IMG_0553.jpg


そこで、なんとか簡単な改造で音を近づけられないかと試行錯誤した結果がこれです。
IMG_0566.jpg

pin2-3間に1μFのフィルムコンデンサと470Ωの抵抗を直列にしたものを挿入します。
※実験のため外付けにしていますが、最終的にはグリップ内に収めると良いでしょう。
また、タッチノイズが多めなので、グリップ内にホットボンド等を充填してみようか考えています。



定数はひたすら比較試聴をして追い込んだものです。
こうすることにより、低域は残したまま中高域をなだらかに抑えこむことが可能となり、58の音に近づけることができます。

ちなみに各々のインピーダンス測定結果は次のとおり。

sm58.jpg


beta58aぽいの


beta58aぽいのfilter


58は300Ω @1kHzに対して、BETA58ぽいのは630Ωと、可聴域全般で高めです。

BETA58Aの公称インピーダンスは150Ωなので、明らかに高いです。
無印58は内部のトランスで巻数比4倍くらいで昇圧しているので、こちらも本来ならダイヤフラムのコイルはもっと巻き数を少なくし、トランスで昇圧しているのではないかと考えます。
だとするとトランスを省略するためなどの理由で巻数を変更しているということでしょうか。

改造後では1μFのコンデンサを経て470Ωで負荷がかかりますので、インピーダンスについても中高域での低下がみられます。
可聴外のインピーダンスは高いより低いほうがノイズ面では有利でしょうから、これで大丈夫でしょう。


ニセモノの使用を奨励するわけではありませんが、運悪く入手してしまってお困りの方は試してみてはどうでしょう。
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非公開コメント

No title

流石にいらない、これ売ったら捕まるのかな?

No title

パチモンに数千円出すなら成田の980円だったか、あれを買いますよね。

実はワイヤレスマイク編もあるんです。そろそろ執筆しないと…


売ったら捕まるんでしょうけど、SHUREジャパンが被害届出さなかったみたいな話もありますね。

No title

そうですか? メーカー側で阻止しないとねそれが本来の姿ですよね。

自分の製品が売れなくなりますわな。
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