ヘッドホンアンプ設計・試作その3

自作進行中のヘッドホンアンプですが、ポタアンを名乗るのならもう少しでも小さくしたいなってことで、さらなる小型化を狙ってパターン作成中です。
これで収まればだいぶ小さくなるはず。

DRV134hpa2.jpg



トランスについてはサンスイ ST-71が一番廉価で特性もうまくいっており、音質も文句ない仕上がりなのですが、hammondのトランスがカッコイイのと、わずかに小さいので次の試作(本番?)は、これを使って組んでみようかと思っています。期待できる性能のわりには値段が高いのがネックなのですが、ケース入りがカッコイイ。実物はまだ届きません…。


さて、本来必要なサイズより小さいトランスでも低域まで伸びた特性を得られているのはトランスを本来の値より過負荷の状態で使用しているからなのですが、トランスを過負荷で使用した場合の特性を調べたことがなかったので、データを取ってみました。

基本的に過負荷にするとロスが増えるのですが、トランスが小型すぎるなど条件の悪い場合はロスと相談すれば上手に使えるテクニックです。トランス自体を設計する場合は高域および全体のロスが問題ない程度で多めに巻くのが良いといったところでしょうか。

サイトのページに追記しましたが、ここにもグラフを貼っておきます。参考にしてください。

ST71_overload.png

オシレータ出力200mV

送り出し600Ω時の0dBr値
187mV @無負荷
92mV @600Ω負荷
34mV @150Ω負荷
13mV @50Ω負荷

送り出し40Ω時の0dBr値
197mV @無負荷
158mV @600Ω負荷
99mV @150Ω負荷
50mV @50Ω負荷


負荷が重くなるほど高域レベルは低下していくのに対し、低域はむしろ良好になっていくようです。
送り出しインピーダンスが低い場合、低域は負荷にかかわらず良好な特性であるのに対し、
負荷が重い場合の高域レベルの低下はより顕著になるようです。
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150g以下になりそうですね。

トランスは海外から取り寄せですか?

No title

アンプの存在意義としては音が大事なのはもちろんなんですが、小ささってのも魅力がありますよね。
うまく両立できると良いのですが。

トランスはdigikeyで買えます。単価2000円くらい。
ST-71より僅かに小さいサイズで特性も同等程度だと思います。
サンスイに比べて低いインピーダンスでのバリエーションがあるので、うそこでうまく性能を得られればと思っています。

ケースがかっこいいのと、取り付けが2.54ピッチでいけるということで採用に至ったのですが、本来は国内で調達したいところです。
性能的にはコストとして最安であるST-71であっても良い具合に性能を追い込めたので、他の選択肢を検討するのは難しいですけどね。1から設計すると値段が上がってしまいますし。

かっこいいのはお決まりの色と異なる部分もありますね。

LED付ける予定ですか?

No title

やっぱちょっと風変わりなパーツ載せると雰囲気変わりますよね。
ブラックボックスぽい感じでいいんじゃないでしょうか。

LEDは電池の消耗と相談ですが、1mAくらいでもいいんじゃないかと。
経験上なんですが、LEDの電流で電池の消耗より、電源切り忘れでの消耗のほうが多いので…。
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