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カセットデッキ

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昨日のTASCAMのカセットデッキの速度調整をやるのにテストテープが無いからどうしようかと考えていたら、そういえばシンクロナスモーター駆動の古いデッキがあったのを思い出したので引っ張り出してきました。
しかし困ったことに故障していて片ch音が出ません。
何やらchごとで抜き差しできるユニットの部分が壊れているみたいなので、原因特定も簡単かなと思ったんですが、回路図無いし、あまり手間かけるのもなーと。

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まあ壊れるのはコンデンサ絡みかなと思って、インサーキットでESRメータ使って測定していったんですが、なんかもう古いせいか元々の性能なのか当時の電解の性能なのか、10Ωとか普通にあるのな。
インサーキットで測れないものは外してみたけど、特に異常な部分は見つけられず。
んじゃあ、一応トランジスタをチェックするか。銀メッキでマイグレーションしてないかなとか思いながらチェックするも問題なし。ドルビーのIC(このデッキで唯一のIC)も左右で交換しても問題なし。スイッチでもない。
症状からすると、過入力にすると歪んだ音が出たり、電源投入時に一瞬音が出たりするのでバイアス関係かなー、だとするとやっぱコンデンサ絡みだよな。とか考えつつ、全部外してチェックも大変だ。
考えた結果、抵抗器を全部テスターで測って正常なボードと比較してみた。
そしたら、1箇所なんか抵抗値が150kΩと90kΩとかで違う部分を発見。周辺回路を追っていくとそこにはタンタルコンデンサが! こいつを外して直流抵抗を測ってみると20kΩくらいあって、レアショート状態になっていました。完全な導通じゃないからわからなかったー!
こいつを交換して無事に正常動作。こんなんで何時間もかかってしまったよ。


IMG_0898.jpg


ちなみにこのデッキは38年くらい前のものらしい。見た目からして高級機なのに、中にはサンスイのトランスと変わらないというか珪素鋼板のトランスが入出力に入ってたりして、案外こんなもんなんだなーとか思ってみたり。
まあ業務機でも普通に珪素鋼板のトランスが入ってたりするけど、今だったら性能面で足を引っ張っちゃうんじゃないかなーとか思う。珪素鋼板のトランスって音が悪いイメージがあるけど、使い方次第なのかなあ。
ちなみにこのデッキの音質はかなりナローレンジで高域が出てないユルユルな感じでした。というかカセットってこういう音だったよね。タスカムは音質がクリアすぎてびっくりしたくらいだもん。

さてさて再生速度なんだけど、どうも市販のミュージックテープを再生すると速い感じがするんだよなあ。電源周波数依存でズレないはずなんだけど。しかも+の方向ってどういうことだろう。仕様的には±0.5%と優秀なはずなんだけどなあ。これはミュージックテープのほうがズレてるんだろうか? でも2本ともそうなんだよな。てかそもそも高速プリントしているミュージックテープの速度を信頼していいのかという話もあるけれど。
うーん困った。

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デュプリケータの性能面は高いと思います。

管理されてればの話しです。

家の中でも揃えてあればいい感じでは、昔チューニングメーターで調整した事があります。

10ct以内とか。(*^^*)

No title

200倍速で速度偏差0.15%以下とか確保できるんですね。すげー。
カセットデッキより高性能ですね。

相対的な調整ならいくらでも方法ありますけど、絶対的なものが難しいんですよ。
テープの長さ測るにしても、0.5%以下にするなら100秒録って2cmですか。きびしいー

3ヘッドで録再ヘッドの距離がわかれば時間差でいけるかと考えたんですが、その距離もどのくらいの誤差があるかわからないですし。

それでしたら、スプライシングして1Mとかテープ作ったらいいですよ、その長さはスケールで測ります。

No title

1mで精度5mmとかですよ。せめて10m欲しいけれど、10mきっちり測るのもこれまた難しそうです
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