dynaudio BM12A 回路確認

残留ノイズ低減のためのオペアンプ交換についてもう少し確証が欲しかったので測定をしました。
というのも、ひょっとするとパワーアンプICが意外とノイズを出している可能性もあり、この場合オペアンプ交換だけでは十分な改善が行われない可能性があったからです。
ちなみにパワーアンプICを調べたところ、LM3886Nでした。

というわけで、パワーアンプICの入出力でのノイズレベルの差を確認します。
とはいってもパワーアンプICでのゲインがあるため、1KHzサイン波を入力してTHD+Nを比較することにしました。
入力のレベル設定は+4位置、オシレータの出力は-10dBu、歪率THD+Nはウエイティング無しの値です。

パワーアンプIC入力(LM3886の9Pin) / パワーアンプ出力(ツィーター)

信号レベル -16.13dBu / +10.31dBu
THD+N -66.1dB(0.04%) / -67.7dB(0.04%)

というわけで、パワーアンプのゲインはおよそ26dB(ひょっとすると差動入力かもしれないけれど、THD+Nはどちらも変わらず、よってパワーアンプでのノイズ増加は無いとみて良いでしょう。

ちなみに入力のレベル設定ごとにアンプ出力のノイズレベルを測定しました。

+4設定時 -70dBu
0設定時 -71dBu
-10設定時 -72dBu

というようにだいたい1dB刻みでノイズレベルの変化があるようです。
今回は無信号時の残留ノイズを極力減らしたいため、ノイズレベルの最も少ない-10位置(最低ゲイン)に設定してモニターコントローラー側の出力を大きくして使用していました。(この方がポップノイズ低減にも有効です)

そんなわけで結論としてはパワーアンプIC以前の初段回路(要するにオペアンプ)によって残留ノイズが発生していると見てよいと考えられます。
1本あたり5個のTL082Cを交換することになるのかな…。

※追記
ノイズ発生が多そうでバイポーラでも問題無さそうな初段だけLME49740にして、あとの4個はOPA4134ってとこかな。どっちも一個500円くらいするよ。高いなー。
元々ついているTL084Cが50円とかだから10倍の価格だよ。
安いモニタースピーカーじゃないけど、さすがにこのコストの差は厳しいんだろうな。
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