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ランティスのアニソン ハイレゾ音源 まとめ

ランティスのアニソン ハイレゾ音源 まとめ

約1ヶ月の間で色々とありましたので、主観的ですが時系列にまとめてみました。
これをもってひと区切りしたいと思います。いろいろお騒がせしました。



【はじめに】
以前より、ランティスの発売するCDは音圧が過度に上げられており、波形はクリップして音は歪み、リズムは崩れるというその品質に疑問を持っていた。

こういった一般的に「音圧競争」と呼ばれる処理はマスタリングの段階で施されるといわれているが、ランティスのものは競争の域を超えた、楽曲の破綻すら感じていた。
同様の指摘は、Amazonのレビューやブログ等でも同社の様々なタイトルのCDに対して行われており、「ランティスのCDの音は悪い」という認識は広まりつつあるようだった。


【10月30日】
そんな中、ランティスのアニソン・ハイレゾ配信がe-onkyoでスタート

「スタジオにて、エンジニアによりミックスダウンされたマスターファイルを手を加えること無くそのまま配信」のことで、期待して楽曲を購入した。

しかし、その音源すら既に波形が潰れており、ハイレゾどころかせいぜい「他社のCDと同等程度」の仕上がりではないかと感じた。


【10月31日】
ハイレゾ配信のインタビュー記事を読んだところ、制作に関わっているプロデューサーが、以前当ブログでも音が悪いとして取り上げたCDにも携わっていたことが判明した。

名前を検索して調べてみると、レコーディングについてこだわる内容の記事をみつけた。
記事のリンクと共に「これだけ語って出てくるCDがコレって謎なんだよな」とツイートしたところ、本人と思われるアカウントからお気に入りに登録。その後、「頑張らなきゃな」という内容の文面とともにリツイートされた。

本人のアカウントの存在を知ったのでツイート内容に目を通したところ、10月29日に「ラブライブ!の配信が始まったらAK120,AK100MK2用推奨EQセッティングとか公表しようかな。」「あと、意味の無いアプコンや何段にも積み上げてインピーダンスめちゃくちゃなセッティングで"歪んでる"とか偉そうに言ってくる奴らを片っ端から論破したいな(笑)」という我々消費者に対する挑発的な発言があったため、この「頑張らなきゃな」という文言は宣戦布告であると判断した。

購入したハイレゾ音源と同タイトルのシングルCDを購入して比較。ハイレゾ音源の品質についての検証内容を随時ツイートにて公表した。

【11月1日】
「ランティスのアニソン ハイレゾ音源」というタイトルで検証記事を作成した。

※当初はシングルCDと比較していたのでハイレゾ版とCDとであまり違いを感じなかったが、後に購入したベストアルバムはさらに酷い音圧処理になっており、ハイレゾ版との差はより大きくなっていた。

このあたりからプロデューサー氏のアカウントからは過去のツイート内容がこまめに消されたり、私のアカウントに対しブロック処置をされることになった。

プロデューサー側では「ケーブルで音がよくなった」とか、「マスタリングの世界に飛び込んでみる」「マスタリングスタジオを作る」「0.1dBだって他人の意見を聞くつもりはない」といった内容のツイートが続く

こちら側では、音楽の表現について感覚の差、ランティス側との壁を実感するものの、引き続き検証や記事の作成を行った。



時は流れ…

【11月27日】
先日のラブライブのハイレゾ音源は2週間で1万ダウンロードと発表。400万円の売上。
「CDの音を粗悪」にしておきながら、若干そうではないものを「ハイレゾ音源」として販売している現状に一層疑問を感じる。

【11月29日】
ランティスのハイレゾアニソン第二弾として麻生夏子の音源が96kHz24bitにて配信開始。試聴して気に入った1曲を購入しスペクトラムアナライザでチェックしたところ、ハイレゾではない通常の記録周波数の上限程度の信号しか収められていないことが発覚。

ハイレゾという大きく豪華な器の容量を持て余すデータしか収められていないことから「グルーポンおせち」と揶揄してグラフを添えてツイート。

現在はe-onkyoの販売ページにて元のフォーマットが48kHzであったりすることが記載されているが、他社のハイレゾ音源は元データがCD相当の場合は補完技術を使って空いた空間を埋めていることを売りにして販売しているのに対し、当該音源はそうではなかった。

また、関係者とみられる記者のtwitterアカウントでは「マスタリングはプロデューサー氏が行い、完成データは配信数時間前に納品されたというウワサ」という旨のツイートがされた。

プロデューサー氏は11月18日に「マスタリングの世界に飛び込んで見ようと思います。実務としてどこまでやれるかは分かりませんがスキルアップの一環として」と、マスタリングに関しては素人であると自ら発言している。

以上より、「発売日当日深夜にマスタリング歴約10日の素人が専用の機材も完備できていないであろう状態で、すべて独断で音源を加工。96kHzというフォーマットを持て余すスカスカデータを作成してハイレゾ音源として販売しているのではないか」と疑問を持った。


【12月2日】
ハイレゾ音源に対する疑問が深まる一方、ここで新たな動きが。
他社レーベルより11月4日に配信開始される予定であったハイレゾ版のエヴァンゲリオンのサウンドトラックが急遽2週間後に延期の告知。2004年に発売されたDVD-Audioのマスター音源をそのまま配信する予定を取りやめ、アメリカのバーニー・グランドマンスタジオで鷺巣詩郎氏監修のもと、リマスタリングされることとなった。配信予定のたった2日前での驚きの発表である。
海外のトップクラスのスタジオで作曲者の監修の元にリマスタリングを行うというのは、過去作品のハイレゾ化にあたって考えられる最上級の制作プロセスだといえる。

過去に制作されたアルバムに対し、再発売ではレコーディングなどの手間がかからない上に、ただデータをアップロードするだけなのに当初と同じような価格で販売されるのは購入者としても疑問を感じるところ。

予算の問題などから、すべてのハイレゾ作品において同じ方法を選択することは到底無理ではあるものの、今回エヴァンゲリオンという有名作品において制作側が大きな決断を行い、率先して高品質な音源の供給に力を注ぐことになったのは、ハイレゾ界にとって良いお手本となり、業界の動向に大きな影響を与えるであろう。この心意気は他社にも是非追従してほしいと願っています。

色々とお騒がせしましたが、今後はレーベル各社が健全で高品質な音楽ソースを制作し、これからのハイレゾ音源の普及はもとより、音楽業界のさらなる発展に繋がっていくのを期待することにします。

なお、ランティス様におかれましては、ラブライブ! の星空凛ちゃんがすっごく可愛いにゃ>ω<。CD買うから凛ちゃんの声がもっともっとよく聴こえるようにするにゃー! あとランティスの社長さんはプロデューサーさんが過労を強いられないよう配慮するにゃー。お願いにゃーんにゃーんにゃーん♪




※一部のツイート内容など、記憶を元に起こしている部分もあります。また、内容について加筆修正を行うことがありますのでご了承ください。
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ハイレゾ業界の明暗

ラブライブの曲が好きでハイレゾについて調べていたところで
こちらのブログに辿り着きました。
記事、興味深く読ませていただきましたが、
細かい検証を経て結論を出してらっしゃるので、
おそらく全て事実なのだと受け止めております。

確かに自分でも6thシングルを聞いた際に音がひどいな、と感じました。
試聴動画を見た時に感じたイントロの音割れの原因が、
まさか圧縮音源だから、ではなくCDからしてそうだったなんて。
知れば知るほど凹んでいくのが自分でもわかります。


正直、自分も「たかがアニソンを配信してどこまで意味があるのか」
と疑問に思っていました。しかし自分の好きな曲がラインナップに有り、
物は試しと購入してみました。

結果、巷で言われている「音の粒がどうの」は理解できなくとも、
音の一つ一つがくっきり聞こえる、というのはわかった気がしました。
数値上は差がなくとも、演出などに差がでているのであれば、
一応上位互換として考えてあげてもいいのではないかと。
なので、自分はハイレゾ音源を購入する意味はあるとは思います。
これは自分がプラシーボでそう感じているだけかも知れないですし、
マスタリングで損なわれた音が復元してるだけかも知れませんけれど。

ただ、リマスタリングして発売している商品に関しては、
「元が悪ければ意味が無いんじゃ?」という予想が的中したようで…。
その結果を見せていただくことが出来たのは有り難いです。
アニソンも、その業界もこの程度なんだ、という認識が強まりました。
これは、アニソンに限った話ではないのかもしれません。

こうやって「ハイレゾ良いよ!」というのを真に受けたり、
自分のように妥協して結局買ってしまう人間が居る限り、
ハイレゾっぽい物は売れ続け、拡大していってしまうんでしょうね。
衰退した音楽業界に差し込む光、
業界全体で持ち上げたい気持ちもわかりますが…。
やはりまだジャズ・クラシック向けのコンテンツなんだと感じますね。
加担している人間が言うのもなんですが、
本当のハイレゾが増えていくことを祈ります。


話は変わりますが、音楽制作プロデューサー佐某さん、
あの方は典型的な「俺スゲー」なお方に見えてなりません。
自分の偏見でものを語るのもどうかと思いつつも、
件の「ラブライブ!に合うEQ設定」の話が放置されっぱなしだったり、
Twitterを見ても機材の話ばかりしていたり…
正直「俺こんな機材使ってるぜ、曲売れてるぜ!知識スゲーぜ!」
というアピール以外に受け取れませんでした。
本当に音楽が好きならその知識や機材を制作に活かせると思うのですが…
おそらく彼の目的はそこにないんじゃないかと思えてしまいます。
大事なお披露目会で間違いに気づかない、その程度なんでしょうね。
正直、早くやめて欲しいです。これ以上好きな物にかかわらないで欲しい。

長文、そして愚痴を書き込んでしまい申し訳ありません。
色々参考になりました。検証お疲れ様です、ありがとうございます。

No title

春坂さま

コメントありがとうございます。

せっかくハイレゾ音源という名目で高音質なオーディオに注目が向けてられているというのに、残念なことに肝心なコンテンツや機械の品質が芳しくない状態です。

稚拙なハイレゾ商品を購入し、それで騙されるかのごとく満足してしまっている方々がいる現状をみてとても残念に思います。

なにかとオカルトっぽい話に流されやすいジャンルではありますが、きちんと裏付けが取れる部分もありますから、業界全体で品質を上げるためにも、消費者が正しく判断できるようになる必要があると考えます。


某さんの話は私も音源を購入した時はさすがに腹が立ちましたが、いくら音質が悪いのが彼のせいであるとはいえ、ハイレゾ音源がこれだけブームになったのも、ラブライブの人気があるのも彼の成果である部分も大きいわけですから、そこらへんは今後うまいこと折り合いがつくといいんですけどね。音質を憎んで人を憎まず、ということで…

No title

ソロライブが発売されましたが買いましたか?

No title

買ってないですが、データを見る機会はありました。

https://twitter.com/fixerhpa/status/452746511739154433
https://twitter.com/fixerhpa/status/452749068934995968

記録レベルに関してはシングルより下がっているので、傾向としては以前に比べたら宜しいんじゃないかと思います。

No title

なるほど、Twitter見れないのでリンク先の内容がわかりませんが、音が良くなっていたのですか!
全然気づきませんでした

まぁ、プレイヤーがF886なのでそれは仕方がないとして、凛ちゃんだけが収録されている物もあるので、買ったのかちょっと興味がありました

No title

全体的にみて音が良いかどうか、そもそもボーカルの構成が違うので一律に比較できないのですが、録音レベル、すなわち音割れについてはソロのほうが少ないですね。
凛ちゃんソロいいですよ
プロフィール

fixer

Author:fixer
http://fixerhpa.web.fc2.com/
Twitter @fixerhpa
頒布中のバランスキット関連はこちら

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