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LXA-OT3 出力フィルタ2

先日の特性チェックや回路図の確認で、D級アンプではスピーカーのインピーダンスを考慮しつつ動作クロックの波形を減衰させるようなフィルタが必要で、結構シビアなんだなってことで実感しました。

とりあえずLXA-OT3に実際のスピーカーを繋いだ場合、通常のプッシュプルアンプと比べて特性が違ってくるかどうかをチェックしてみることにしました。

テストに使用したスピーカーユニットはエレクトロボイスの209-8Aです。
データシートを見ればわかるように、スピーカーのインピーダンスは8Ωといっても全域で8Ωを維持しているわけではなく、高域に行くにつれて上昇していくのが一般的です。
ネットワークを備えたマルチウェイのスピーカーの場合はまた特性が変わってくるはずですが、まずはフルレンジで確認することにしました。


Electro Voice 209-8A インピーダンス
209-8A_imp.png


比較用に用意したアンプはcrown D-75Aです。
アンプとスピーカーを接続し、間に電流プローブを挟んで電流値を確認します。
電圧でなく電流を監視するのは、スピーカーは電圧駆動であるため電圧を測っても値が変わらないためです。
D-75Aでスピーカーを駆動したときの電流値を基準とし、LXA-OT3の場合どう異なるのかをチェックします。

IMG_1102.jpg




電流値の周波数特性は以下のとおり
LXA-OT3_current2.png


電流プローブは100mV/Aなので、1kHzにて10mVですから0.1A。電力にして80mW時の値です。


ご覧のように7kHzあたりから上にかけてLXA-OT3の電流値が上昇しているのがわかります。
すなわちこれは、7kHz以上の高域が通常より大きく出力されている状態だといえます。

D級アンプで高域が良く出る印象があるのは、周波数特性が全域でインピーダンス一定の8Ω抵抗で測定してフラットであるのに対し、実際のスピーカーでは高域はインピーダンスが高く、フィルタの動作が理想と異なった特性となるために高域が多く出ているから、なのかもしれません。

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No title

こんにちは。長文、すみません。
私もLXA-OT3入手しました。
LXU-OT2のこともあるので回路図と基板とでにらめっこしておりました。
間違い箇所は以下。ご存知かも知れませんが、、。()内は間違い。
C4,C11 :10uF50V (10uF25V)
C9,C10 :10uF50V (6.8uF25V)
C43 :10uF50V (10uF25V)
C60,C76 :10uF50V (10uF25V)
C21 : 470uF25V( 470u35V)
C32 :22uF35V (22uF50V)
信号経路のC45,C6が一般グレードって、、。

入力のコンデンサーがだぶっているのはよいとしてVR1のあとのボルテージフロアにちかい動作のNJM4580となぜかその後の抵抗分圧アッテネータ。この回路いるんですかね。LXA-OT1は持っていないのでわかりませんが当時はコンセプトがあったのでしょうか、よくわかりません。

デジタルアンプのフィルターは聴感で決めたのでしょう、多分。
680nFは大きすぎたのかなあ。
誰かが470nFに急に変更したんだと思いますよ、憶測ですが。
6オームSPだったらdatasheetのとおり220nFに変更してみようかな。
測定器はないので聴感できめようかな。

No title

こんにちは
Stereo誌さんとLUXMANさんのおかげで、こうやって毎年盛り上がることができて、本当にありがたいものです。

回路図チェックありがとうございます。
私はまだ時間がとれないので少しずつ弄っています。
毎度ながら見切り発車みたいな部分があるんですねぇ。
信号経路のコンデンサが一般品というのは気になります。
ちなみにオペアンプの型番が4580で面実装タイプのMになってるってのをどっかで見ましたよ。

回路の動作ですが、当時の記事がいくつかあります。
http://fixerhpa.blog.fc2.com/blog-entry-6.html
あまりうまくまとめてないのですが、当時の発売予告の基板の図面では面実装のオペアンプが2個あり、D級アンプICの差動入力に対応する回路だったと思われるのですが、誰かが「オペアンプ変えられるようにしてよ」みたいなことを言い出して、無理やりDIP1個に変更したんじゃないかと推測しています。

フィルタの件はこれからチェックしてみます。

No title

当時の記事、また紹介ブログを拝見しました。
なかなか興味深いです。
なるほどpin1-3、5-7のジャンパー接続はいいですね。
これからやってみます。

Electro Voice 209-8A。
最近修理した5球スーパーラジオのスピーカーに使ってみました。
人の声がリアルです。
口径が大きいですがこれを使って箱を構想しています。
どうせ元箱はぼろぼろで使いようがありませんでしたから。
まあ、いつできるか分かりませんが。

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