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レコードプレーヤのワードクロック出力

ビクターの発売する音源が、同じ録音であっても発売時期やタイトル、発売形態によって速度が違うぞってことで、きちんと比較をする目的と、自分の環境でも、もっと再生速度について管理をしたほうがいいんじゃないかということで、ターンテーブルの回転数とデジタル録音のクロックを同期させる試みをやってみました。

BgRUkcSCEAAdN6O.jpg

使っていないKENWOODのKP-990があったので、分解して回路をざっとチェックしたところ、水晶発振とPLLモーターコントロールICのTC9142Pで組まれていました。
水晶の周波数は4.608MHzで、これの1/32である144kHzが外部に出ていたので、これを使うことにしました。
144kHzってのは45回転と33 1/3回転との公倍数なんだろうね。有り難いことにこの周波数を3で割れば48kHzが得られるので、74HC4017を使って分周しました。デューティ比が50%にならないけれど、ワードクロックの動作としては問題なさそうなのでこれでいいことにしました。あとは基板上の回路電圧が8Vくらいあったので3端子レギュレータ入れたり、信号入力をとりあえず適当に抵抗分圧してオーバーしないようにして、出力は74HC04のパラ+抵抗で75Ω出力するようにしました。

これでFirefaceUCのワードクロック入力に入れるときちんとロックしたので、この状態でProToolsを立ち上げてアナログ盤を録音してみます。

完全に同期していれば同じ盤を2回録音したら時間軸では完全に一致するはずなのですが、多少は制御のズレが出てしまうようです。しかしながら2回同じ盤を録音したとき3分間での誤差は数サンプル程度。速度偏差にして0.0000036%とかなので、かなりイケてるんじゃないでしょうか。
ターンテーブルの回転数とデジタル録音のクロックが同期しているということはDAW上の時間軸がターンテーブルの回転数と全く偏差がない状態なので、速度偏差を全く気にせずにデータ化することができます。

ちなみに、麻丘めぐみの例の曲を改めてチェックしてみます。
BgRfIQBCMAA78.png

こうやって、レコードの再生速度が管理された状態であらためて比べてみると、mora盤があきらかに遅いのがわかるでしょう。

ドーナツ盤を基準として考えた場合、他の音源の速度偏差をざっと数値化すると

LP盤+0.1%
ハイレゾ+0.27%
mora配信-0.5%

ってな具合です。
まあ、速度偏差が±0%というのはデジタル録音なら簡単に実現できますが、アナログの場合はスタジオのマスターレコーダーであっても少なからず速度偏差が発生します。

実際、聴感上で問題ないレベルに抑える場合、これらの数値から判断するとスタジオレベルなら±0.1%くらいには収めてもらいたいなーといった印象です。

mora配信の-0.5%はプロのスタジオとしてはありえないと思うけど、一体どうしちゃったんだろうね。

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