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NIKIIEのハイレゾ 仮マスタリング音源

NIKIIEの新曲「どこまでも」のハイレゾ音源が期間限定で無料配信されています。
e-onkyoではハイレゾ、moraではハイレゾと320kbpsAACの圧縮音源の2種類をダウンロードすることができます。
早速、e-onkyoからwav版をダウンロードしてみたところ、業務用編集ソフトProToolsのファイル情報がしっかり残っていました。

Bh7i5TGCEAAyvEC.png

ファイルの制作日が2014.1.2で、クリップ名が「NIKKIE_DokomademoKariMastering」となっています。

NIKIIEのスペルが間違っているのはいいとして、「KariMastering」って仮マスタリング?wwwwwwww
無料とはいえ、仮のもの配信するなよなwwww

仮マスタリングというのは、おそらく本格的なマスタリングスタジオで作業を行う前に、見本的な感じでミキシングスタジオで出来上がった音源に音圧を上げるよう、ある程度マキシマイザーを掛けたものだと思われます。

だがしかし、マスタリングのプロによって無茶な音圧を上げる作業を行われていないことだけあって、意外にもこれの音がいい。

ちなみにハイレゾではない圧縮版ではファイルの構造上、ファイル情報が残っていないのですが、波形を観る限りは同じ「仮マスタリング版」のようです。

上:moraのAAC版、下:e-onkyoのハイレゾ版(wav)
Bh7os1pCAAAp_Ny.png

サビの部分などはかなりノリ波形っぽくなっているものの、聴感上の音質を加味しつつ近年のJ-POP音源として考えたら、妥当な落とし所に収まっているのではないかと思います。

24bit 48kHzはハイレゾとしては微妙なスペックですが、録音自体は綺麗なので、こういった品質の音源を「ハイレゾの無料サンプル」として出してくれることは、全体の底上げに繋がって、とても有り難いことだと思います。



だが、しかし

無料版が良かったので、試しに有料のアルバムの曲を一曲買ってみたところ、こちらは全くの別物。
購入したのはアルバム「Equal」の「Un Deux Trois !」ですが、ファイル情報が残っていないことからも、無料音源とは別のプロセスで作られたことがわかります。


波形はクリップ有りの海苔波形。
Bh76o96CcAEmZg1.png



海苔波形も悪いものとそうでないものがあって、聴感上も含めて総合的に判断する必要もあるのですが、コレはダメです。
Bh78PtLCMAAScKS.png

録音レベルのオーバーで10サンプル以上にわたって波形がクリップしています。
波形がクリップした音源は、瞬間的なものであればバリッという音割れ、継続的なものは荒々しく汚い音として聞こえます。

こんな音源が商品として許されるのは、100歩譲っても圧縮音源までにしましょうよ。
ハイレゾ音源として販売されているもので、ここまで酷いクリップを見たのは初めてです。

というわけで、無料音源の音が良かったからといって、期待してアルバムを買うのはやめておいたほうがよさそうです。



無料音源の「どこまでも」については、サンプリング周波数が48kHzと低めなのでハイレゾ音源の代表として使うのはどうなのか、という面があるものの、ひとつの録音物としては良く出来ていると思います。この録音の出来であればハイレゾでなくともAACの圧縮音源でも十分に高音質で楽しめることでしょう。

今後のアルバムに期待しつつ、無料音源を楽しみましょう。
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iZotopeについて

こんにちは
ラブライブのCDがやけに音が悪いな、と思っていたところ、このブログの記事にたどり着きました。
記事の中で紹介なさっていたiZotopeのdeclipの効果が抜群で(私の耳で感じた)不快な箇所はすべて改善されました。
こういった音声改善用のツールの紹介記事をアニソンにからめて書いていただいて大変助かりました。
記事の内容とは関係ないので恐縮ですが、お礼のコメントを書かせていただきました。

No title

ryo1さま

コメントありがとうございます。
私の記事がお役に立てたようで何よりです。

ちなみにラブライブのCDは、どの楽曲で、アルバム、シングルどちらでしょうか?

iZotope RXは本来はレコーディングの業界でミスを修正するためのソフトですが、これをユーザー側で使うというのもナンセンスな話です。

良質な、というか普通の音質でCDが買えるようになるといいのですが。

購入したCDについて

当該CDはアニメ挿入歌のシングルCDで「No brand girls/START:DASH!!」および「ススメ→トゥモロウ/START:DASH!!」収録のSTART:DASH!!です。
他の楽曲でもところどころにクリッピングノイズを感じますが、これは特に顕著でメロ部分の楽器の音が比較的静かな箇所でボーカルがビリビリと響くように聞こえます。
例として後者のCDでは36秒付近に15サンプルほど連続して飽和した箇所があり、ヘッドフォンでの視聴時にかなり耳につきます。
楽曲自体は好きなのでベストアルバムの購入も考えているのですが、このような音質なのは少し残念です。

No title

すみません。言葉が足りなかったので追記させていただきます。START:DASHはCDによってボーカルの人数が異なっています(3人/9人)が、どちらのバージョンもAメロのボーカルにノイズが乗っており、例として3人バージョンのノイズ箇所を示したということになります。

No title

ありがとうございます。

いまiTunes storeの試聴で聴いていますが、これまた酷いですね。
ヘッドホンの振動板にゴミでも入ったような、音のビビリがあります。
伴奏の音数の多い曲だと、歪というよりグチャグチャな感じになりますが、こういった楽器の少ない部分のある曲でレベルオーバーをすると、こういう感じでボーカルが部分部分で不快な感じになってしまいます。
常識的に考えれば明らかに録音の失敗ですが、何故にこういうCDがリリースされ続けるのかは不思議でなりません。
やはりマスタリングエンジニアが凛ちゃんなのでしょうか。

START:DASH!!はTVアニメ『ラブライブ!』オリジナルサウンドトラック Notes of School idol daysに収録されているTV sizeのものが音が綺麗でいいですよ

情報ありがとうございます。
綺麗に聴こえるものもあるんですね。
汚い音が意図した表現だというのなら貫き通して欲しいところですが、これだとどちらが本来の楽曲なのかわかりませんね。
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