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高音上げすぎ宇多田ヒカルのハイレゾ、だはー

宇多田ヒカルのハイレゾ音源が、First Love [2014 Remastered Album]に続いて第二弾ということで
Utada Hikaru Single Collection Vol.1 [2014 Remastered]とUtada Hikaru Single Collection Vol.2 [2014 Remastered]の2作品が配信開始されました。前回は見事なニセレゾでしたが、今回はいかがでしょうか!?

こちらのハイレゾ音源は商品ページに書いてあるように、曲によってマスターがアナログハーフだったり、96kHz 24bitのWAVだったり、それに満たない48kHzや44.1kHzのWAVファイルだったようです。2000年近辺でProToolsでマスターでWAVファイル使ってるというのはちょっと怪しい感じもするのですが、まあそのへんは置いといて…。

とりあえず買ってみるとしても1曲だと514円、アルバムで4525円もしますから、さすがにお金をドブに捨てる結果になるのではと躊躇ってしまいます。

なので、とりあえず試聴音源(圧縮されている)を試聴して、当ハイレゾ音源の価値を判断してみることにしました。
前回の記事とあわせてご覧ください。


Automaticという曲は前回配信されたアルバムにも入っていますから、この曲を試聴してリマスタリングの傾向を判断することにしました。


聴いた印象はtwitterに書いたように


「音がでかい」

「高域がうるさくて耳が痛い」


の2点につきます。これを波形でチェックしてみます。


■音声波形について
宇多田シングル

記録レベルに関しては、今回のシングルコレクションではご覧のとおり記録レベル(音圧)が上げられているのがわかります。レベルに関しては波形をみただけで一概NGとはいえないレベルだと思います。というのも、前回のアルバムではCDに比べてかなりレベルが低めで収録されていました。これはこれで良いことなのですが、前回の記事にもありますように、音作りとしては迫力に欠けるものだと感じました。無闇に波形を潰してまで音量を稼ぐのは良いことではありませんが、波形的には今回のシングルコレクションも妥当な範囲かなと感じました。


■スペアナによる周波数分布

宇多田スペクトラム

高域がうるさいと感じた原因ははっきりと表れました。前回のアルバムに比べて今回のものは10kHzにおいて約8dBも高域が持ち上げられていることがわかります。そりゃあ耳も痛くなるでしょう。これだけ極端にEQを掛けた状態で音圧を上げれば、持ち上げられた高域に過敏に反応し、音が暴れていることも想像できます。


そういうわけで、今回の宇多田ヒカルのハイレゾ音源は音質面において買う価値のないものだと判断しました。


可聴域でここまで極端な加工をしてしまうと、もはやこれはハイレゾの恩恵という域を超えてしまっており、これを「ハイレゾ音源です」と言って出してしまうとユーザーがハイレゾに対して間違ったイメージを持ってしまうのでとても良くない状態です。

オリジナルのCDと明らかに異なった音作り・表現をするのなら、きちんとその意図を明記することを強く要望します。
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