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いきものがかりのハイレゾ

いきものがかりのベスト盤のハイレゾが発売されたので、買ってみることにしました。

いきものがかりはCDで音がいい印象があって、ときどき機器チェック用に使ったりしてるくらいなので、興味があったんです。
とりあえず一曲だけですが、「ブルーバード」という曲をmoraで購入。フォーマットは24bit 96kHzです。


まずは信号品質の確認から。

いきもの

これを見る限り、ナイキスト周波数までの信号成分が含まれており、おそらく録りから96kで行われたと思われ、いわゆる「ニセレゾ」ではなさそう。まずはひと安心。




レベルの突っ込み具合、いわゆる海苔波形度については、手持ちのアルバム「My song Your song」の同じ曲と比較してみました。

いきもの2

波形の見た目としてはほぼ同一で、意識して同じ音圧に揃えたんじゃないかというくらいそっくりなものでした。別のタイトルのアルバムでここまで似ているケースは珍しいんじゃないかというくらいです。



さてさて、波形とかなんとかいうとまた文句いわれるので、「聴いて判断」しましょう。
例によってGRACE DESIGN m905+ dynaudio BM12A、BM14Sという、2.1chのモニター環境で聴いてみました。


感想は

「あっ、CDのほうが断然いい音してる」


という印象でした。
ハイレゾは低域がなくてシャカシャカとした音。高域はよく出ていて音も広がっているんだけど、そのせいでボーカルの歪っぽさが気になってしまう。
あと、CDはキックドラムの音が「ドドドン ドドドン」って聴こえるんだけど、ハイレゾだと「トゥトゥトゥン トゥトゥトゥン」って感じで迫力が無い。
イヤホンで聴いてみても、ハイレゾ版は低域がはっきりしていないせいで聴いていて落ち着かない雰囲気。CDのほうはセンター定位でキックがちゃんと鳴っているので聴いてて安心する。

これってマスタリングのセンスの問題じゃないかと思うんだけど、ひょーっとすると「俺がCDフォーマットの音が好き」ってのだったりするのかなあ? なんてちょっと考えてもみたり。
でも96kのだって、ちょっとEQ弄ったりすれば心地よく聴けるようになりそうなんだよね。



で、一応、この低域の違いが「信号として」どうなのかを確認してみました。


黄色がCD、白がハイレゾのスペクトル分布です。
いきもの3




低域の部分を拡大してみます。

いきもの4


これを見ると、ハイレゾ版は20HzにおいてCD版より2.5dBほど低域が弱いことがわかります。
聴いた時の違和感は単純な周波数特性だけでなく、コンプレッサー等の動作のさせ方によっても変わってくるので、このデータがそのまま聴感の差を表しているかというと何ともいえない部分はありますが、少なくとも、2.5dBも違えば聴いてわかるほどの差があるといえるでしょう。

何故、低音を抑えたのか理由はわかりませんが、結果的に今回のリマスタリングは私の好みに合わなかったといえます。(一応、これが好きな人もいるかもしれませんので)

96kHzサンプリングとか40kHz再生のせいで低域がぞんざいな扱いになるのであればCDフォーマットのほうがいいんじゃね? ってのが今回の感想です。

ハイレゾ云々の細かいところより、確実に聴こえるところのほうが大事じゃないかなと、当たり前の事をあらためて考えさせられる一曲でした。

ひきつづき今後もCDを聴くことにします。
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