AKI.DAC-U2704入手

ようやく実機を入手しましたので、音質のチェックおよびあらためて特性を見てみました。

CA3G0060.jpg

以下、未改造の状態です。

レベル
1kHz 0dBFsで-1.78dBu(630mV)
周波数特性は10~20kHzでほぼフラット
10Hzで-0.03dB、20kHzで-0.63dB


全高調波歪率 THD+N
-4dBFs 1kHz
22Hz-22KHz帯域制限で全域0.007%

VICSのキットの時に目立ったTHD+Nの周波数ごとの暴れはフィルタを22kHzにすると落ち着くことから、PCM2704がナイキスト周波数近辺でノイズを不規則に出しているのかも。

帯域制限30kHz0.02%まで一気に上がり、全域(300kHz)だと0.68%まで上がる。
やはり可聴外ノイズが多いようだ。


ノイズレベル(アンウエイティング)
帯域制限22Hz-22kHzで-92dBu
30kHzで-91dBu
全域で-50dBu

波形でも実感できるように、音声信号がなくともそれなりの量の高周波ノイズが出ているようだ。

というわけで、トランス挿入による高周波ノイズ除去効果が期待されるところ。



次に、ざっと音質比較をしてみました。
標準装備のライン出力、既存のA28-184トランスを経由した出力、そしてSPDIF経由で他のDACに接続し、
音声レベルをセレクターの先で1kHz基準で合わせたのちに音楽ソースを再生。

近年の製品のDACはやはりフラットでクリアな印象だけど、その反面、のっぺりした感じに聴こえ物足りない印象もある。
未改造の出力は、上記に比べると全然クリアではない印象。
トランスを通したものは、音声レベルが同じに合わせてあるにもかかわらず、音が前に出てくる感じ。個々の楽器の音ものっぺりしないでハキハキと出てくる印象で、なんかオープンリールテープの音のような印象があるのはトランスもテープも磁気回路を経由しているという共通点があるからなのだろうか。若干過大評価もあるかもしれないですけれど、こういう音すきですよ。

ちなみに、業務機に接続して使うのであればもうトランスはA28-184で完成形で良いとおもいます。業務機のバランス接続だったら、レベルは最低この程度はあったほうが使いやすいです。


トランスが上がってくるまで、まだしばらく時間がかかるでしょうから、それまで少しずつ色々予備実験を進めていきたいと思います。
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