スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2.5Wの電源で20Wを出力するアンプ??

DigiFiという雑誌に付録されるってことで話題のOlasonicというブランドのUSBDACつきパワーアンプ
これ自体はただのPCM2704にD級アンプICのTPA3110がついただけの単純なアンプみたいなんだけど
(ってかD級アンプにアナログ入力かよw)

これに書いてあるSuper Charged Drive Systemというのがどうも理解できない。
5V500mA(2.5W)のUSBバスパワーの電力で10W+10wの出力が得られるとのことだけど、
普通に考えたらそんなことはありえない。

>小さな入力信号のときは、電力の一部をコンデンサーに蓄え、大きな信号が入力された場合には、蓄えた電力を放出する。

とのことだけど、これってどの程度のタイムスパンなわけ?
まさか「1時間チャージして7分半聴けます」とか、「チャイコフスキーの1812で大砲の音が鳴らせます」とかそういう次元じゃないよね。

だって8Ω10Wだとするとピークで考えてVCC9Vとかじゃん? 基板の写真にある大きいコンデンサは16V6800μFだから溜めるといったってせいぜい十ミリ秒オーダでしょ。

これじゃあ。"小さな入力信号のときは、電力の一部をコンデンサーに蓄え、大きな信号が入力された場合には、蓄えた電力を放出する。"って次元じゃないよなあ。

そしたら、あくまで継続的に出力できるのは1.25W+1.25W留まりであって、短い周期でのピークを吸収していると考えるのが妥当じゃないだろうか。

音楽信号のクレストファクタの話が出てきたけれど、最近の音圧の高いCDソースは電圧ピークに対してRMSが-10dB~-16dBくらいに(300mS平均で実測値)なっている。

ということは最大出力電圧がサイン波実効値電圧の3倍以上は必要だということになる。
8Ω1.25Wならサイン波で電圧は3Vちょいくらいだけど、音楽ソースで1.25W出すなら電圧で10Vは必要ということになる。

ということでだいたい謎が解けてきた気がする。
Super Charged Drive Systemというのは、ちょっと電源電圧が高いだけのただの普通のD級アンプではないのかと。

おそらく5Vのバスパワーをそのままではなく、10VくらいにDCDCで昇圧して使ってるんじゃないのかなあ。
D級アンプの駆動電圧なんて、高い分にはパルス幅が狭くなるだけで基本的に構わないわけだし。
10W+10Wのアンプとして設計してあるけど、電流容量足りないから合計20Wなんて出ないよー。実出力1.25W+1.25Wまでのアンプですよ。ってことじゃない? 10Wはウソだと思うんだけど、どうでしょうか。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

fixer

Author:fixer
http://fixerhpa.web.fc2.com/
Twitter @fixerhpa
頒布中のバランスキット関連はこちら

最新記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
最新コメント
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。