ヘッドホンマッチングトランス製作依頼品(2)

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ケースやらスイッチなどの部品は少しずつ届き始めましたが、まだ揃わないので先にステレオミニプラグの接続ケーブルを作ることにします。

基本的にはポータブルヘッドホンアンプに使用するケーブルと同じで良いのですが、そちらが電圧伝送であるのに対しこっちは電力なのでなるべく太く短いものが理想です。とはいってもヘッドホンについているケーブルと同等の太さがあれば十分です。
電気的な特性よりは見た目や扱いやすさの点で選択したのはBELDEN 1172A。外径4.83mmのカッドケーブルで柔らかさもちょうどいいので採用しました。
ただ、カッドケーブルをミニプラグに取り付けるのは細かくて厄介ですので注意が必要です。

他には2芯のものでBELDEN 87761あたりが有名ですが、これはかなり固く無理に曲げると癖がつきそうなので曲げたい場合にはおすすめできません。あとは1503Aは作りやすく良いと思います。

ちなみにこれらのバランスライン用のケーブルをアンバランス2ch伝送に使用する場合に意識したいのがクロストークです。今回は低インピーダンスなので別段気にする必要はありませんが、通常のラインケーブルに使用する場合は左右chの信号線が撚られていることで容量結合し少なからずクロストークが発生します。本来なら左右独立してシールドされたケーブルを用いたいところ。やむなく使用する場合は極力短くしましょう。
また、低インピーダンスの場合は逆にGNDラインの共通インピーダンスによって逆相のクロストークが発生することがあります。いずれにしよ短くするのが理想です。
まあ、クロストークしている音が「好みの音」となる場合もありそうですけれどね。

前置きが長くなりましたがそれでは作業中の光景を御覧ください。




まずはシースを剥いて
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寸法を合わせて信号線を剥き、予備ハンダをします。
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こんな具合で。1172Aの芯線の絶縁体はポリエチレンなので熱に弱くすぐ溶けるので作業性は悪いです。
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まずはLch側をハンダ付け。かなり狭く細かい上に絶縁体が溶けやすいので難易度は高め。
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続いてRch側をハンダ付け。シースをクランプするのが不可能なため、芯線にビニールチューブを被せた上からクランプすることにします。
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最後にクランプ部分にGND線をハンダ付け。プラグのカバー内の空間に余裕はなく、ギリギリでした。
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反対側にもプラグを取り付け、導通チェックを行なって完成です。
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※追記

MOGAMI2552とトモカプラグの組み合わせで以前作ったものがあったので中身を見てみましたが、いずれにせよφ5mmクラスのケーブルをφ3.5mmプラグに取り付けるのはかなり大変ですね。

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No title

なかなかやりますね。

パチパチこの作業に片側処理代1500円は出しますね。

私最近加工するのはベルデンが多いですよ。

あのゴムゴム感が好きです。

No title

いやあ予想以上にいっぱいいっぱいでした。
今回はどうにか作り上げましたが、本来ならもっと余裕があって簡単な作業のほうが工数はもちろん信頼性を得られやすいと思います。

しかしケーブルの太さ、質感、プラグの太さ、重さなどを考慮するとこの組み合わせは良いですね。

BELDENのケーブルの質感、好きなんですが物によっては他のプラスチック製品と接触させると侵されるので注意ですね。今回の1172Aは大丈夫だと思いますが、もっとゴムゴムした8412だったかな、白いS字フックが黄ばんでしまったことがあります。

No title

今簡単構造なボリュームボックスを造っているのですが部品代金は3000円程度です、でも作業に使っている工具の合計は2万円程度とやはり償却するのには乗せないと難しい感じですね。寿命もあるものですし趣味でもありませんのでと思いました。

No title

確かに完全に仕事で、しかも継続的に請けるとなると消耗品も考えないといけないですね。市販の特注品が高いのも納得せざるをえないですね。
ドリルの刃1本買って1000円。穴あけも数が積もれば…

いやでも、もの作りは楽しいですよ。
愛着出ちゃって手放したくなくなるのが困ったもんです
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