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測定系のノイズレベルと歪率

この間のトランスの歪率測定のときノイズレベルで苦労しましたので、その時に理想ヘッドホンアンプとして使用していたLME49600のアンプについて回路を検討してみました。

当初の状態では入力短絡、32Ω負荷、帯域制限30kHzで出力のノイズが8.4μVほどで、200mVの信号を出力したときにTHD+Nが0.006%あたりが限界でした。
そもそも歪率を計測するには信号レベルが低いのでかなり難しい部類であることを承知でありつつも、アナライザの限界がノイズレベル1.2μVくらいなので、もう少しノイズが減らせればなと思っていました。

そこで行った対策は

・NFB関連の抵抗を1kΩから470Ωに交換。もう少し小さくしたいところですが、負荷を考えてこの程度に。

・入力インピーダンスを約600Ωまで下げるため、360Ωと200Ωの分圧のアッテネータを作成。アナライザの使い勝手も考えてレベルを約1/3にして出力までのトータルのゲインを1に。

・信号側のオペアンプをLME49720へ、DCサーボはOPA2134に交換。LME49720のほうがスペック上のノイズレベルは小さいものの、DCサーボに関してはFET入力のOPA2134のほうがノイズレベルも低くなり、安定しているようでした。

以上の変更でノイズレベルは30kHz制限で3μV近くまで下がり、200mV出力時のTHD+Nが0.0017%まで下げることができました。
なお、最良値は2V出力時の0.0007%となりました。



DSC_2313.jpg


DSC_2309.jpg


DSC_2314.jpg

なかなかの特性ではないでしょうか。
アドバイスくださった方には感謝します。
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ケースに入れないのですか?

No title

いろんな使い方考えるとめんどくさくって…。

コネクタとか機能とかあれやこれや何でも想定してつける位なら都度ハンダしたくなっちゃうんですよね。

YMに突っ込んどいてででかい丸穴あけて都度配線して通しますか。

No title

ちなみにやりたいのはヘッドホン出力としてステレオジャックつけて、出力インピーダンスが0、5、10くらいと、あとターミナルでも出して任意の抵抗つけられて、あと左右チャンネルをhot coldとして差動1chで使うことも想定したかったり。
ステレオジャックとパラで出力観測用にXLRもつけたいな。

でも現状でノイズレベルこれだけですし、基本的にインピーダンス低いからそんな問題にならない気もして。

測定値は安定しているんですね~

NF のハイスピードアンプみたいなのはローインピのドライブに使うんでしょうね

No title

ええ。いまのところ十分な値かなと思って様子みて使っています。
市販品でいいのがあればいいんですが、なかなか万能というわけにもいかないみたいですね。
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