LXU-OT2 まぢやばすぎる! ピッピィー

間欠発振しょーもない!
やばい! ヤヴァイ! まぢでヤバイ!


ということで前回の記事の改造で大体オッケーだと思うんですが、
せっかくなのでもう少し手を加えてみることにしました。

残った問題はヘッドホン出力の残留ノイズ。
そして大音量を出すと歪む。


てきとにやるしかしょーがない!
ハンダゴテ握って対決っ! かかれー!


そもそもこんなに大出力いらねんじゃね? ってとこから始まります。

せっかく出力レベルが大きいので、送出インピーダンスを高くしてやろうと思います。
というのも、iPodとか最近の機器は送出インピーダンスが低いものが多いので、
高くしてやったら変化が出て面白いんじゃないかって感じです。

送出インピーダンスが高くなると低域のf0近辺が主張してきてモリッっとしてきます。
ポータブルプレーヤでは味わえない音質です。せっかくですのでこれを生かしましょう。

標準ではR8とR10で33Ωが入っています。これでも大きいほうなのですが、思い切って100Ωまで上げましょう。100Ωでも音量が大きすぎるのでもっと大きくしてもいいのですが、あまり大きくしすぎると低域の定位が緩くなるので程々がいいと思います。こんなもん1本1円のカーボン抵抗で十分です。

IMG_0054.jpg

そうそう、元々の回路だと出力のカップリングコンデンサが220μFで小さいので低域削れちゃうから増強したいなと思っていたんですが、送出インピーダンスを上げたことによりコンデンサからみた負荷が軽くなりコンデンサを交換せずとも低域の特性が改善されるという一石二鳥効果もあります。

せっかく送出インピーダンスが高くなったので、ここでローパスフィルタを組みましょう。
はっきりいって可聴外ノイズダダ漏れですし、気分だけでも入れておきたいものです。
ヘッドホン端子のL、Rそれぞれの部分よりGNDに対して0.1μFのフィルムを入れましょう。
たまたま足が切られたのが転がってたのでこれにしましたが、カットオフはいくつだろ。20kHzあたりにちょろっと掛かるくらいだと思いますが、実際に負荷がかかるとほとんど機能しないと思います。でも入れます。
きっと痛々しさが抜けてモリモリ感を出すのにも役立つでしょう。

あと、これでもまだゲインが高めですので、少しでもサーという残留ノイズを隠すために回路のゲインを下げましょう。チップ部品外したり面倒くさいですよね。U2のpin1-2間および6-7間をハンダ盛ってショートしましょう。これだけでゲインが半分になります。やったね!

IMG_0056.jpg


あとは前回の記事で書きましたが、L3を一旦外してC33の電解コンデンサの+側ともともとL3がついていたランドのC2側のほうへつなぎます。
なお、動作安定のためC4に対して並列に1kΩを取り付けます。

IMG_0055.jpg


以上で改造は完了です。
なかなかマトモに使えるようになったと思いますよ。
去年の改造に比べたらだいぶ頑張ったと思います。





追記

…てかこれ真面目に音いいよ。Thinkpadのヘッドホン出力よりバランスいいし。定位と各帯域のバランスっていうのかなあ。聴き心地いいよ。さすがLUXMANだな。



さらに追記

発振周波数上げるのは問題を隅に追いやるだけの感じがして敬遠してたのですが、ひと通りのことをやったのでTcを下げるのやってみました。ネットでみた情報をもとに220pFにしたのですが、いやぁこれがまた効果てきめんでした。

手持ちの都合でリード品をとりあえず付けました。
IMG_0064.jpg


チップ取るのは慣れないと大変ですが、やれるならやったほうがいい感じです。3.3Vの先から取るのもやめて、そこは元に戻しました。1kΩも外しました。

そこで新たな問題が見えてきたのですが、+12Vラインと仮想GNDの+6Vがかなり揺られています。+12Vはオペアンプ行くだけなので無視してもいいんですが、仮想GNDは無負荷でも音声信号の低域で20mVくらいのリップルが乗っているのでこれはアカンでしょう。

仮想GND(+6V)の電圧変動。音楽再生時、無負荷
IMG_0062.jpg



+12V部分のC4を100μFから470μFに、+6VのC7は22μFから470μFまで上げました。
仮想GNDは10kΩ分圧ですが、ほんとはOPアンプ使って丁寧に組みたいところです。

上記の処置の結果、THD+Nもだいぶ安定しました。
ヘッドホン出力で48kHz16bit、1kHz0dBFs、30kHz制限無負荷で0.009%、32Ω負荷で0.015%。
帯域制限なしでも0.02%、0.05%と、いい感じに落ち着きました。
当初の回路だと可聴域に近い部分にノイズがあったことや、発振周波数の変更によって各所のフィルタでの減衰量が増えたことにより効果が出たのではと思います。
特性はあらためてチェックする予定ですが、レベルはボリューム最大、無負荷で1.25Vrms、32Ω負荷で305mV。
クロストークは無負荷で-90dB、32Ω負荷で-73dBほどを指示しています。
ノイズレベルは32Ω負荷30kHz帯域制限で13μV、全域で53μV。オープンで32μV、71μVほど。

なかなか良い値になっていると思いますがどうでしょうか。とりあえず完成形でしょうか。
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非公開コメント

No title

あれ、これ普通に音いいよ

No title

かなり低い音で鳴ってるシンセベースの質感がたまんないな。
モリッモリッって。やっぱ出力インピーダンス高くすると効くなあ。

No title

かれこれ3時間以上ガンガン鳴らしててさすがに聴き疲れたのでそろそろ寝ます。

No title

http://monoadc.blog64.fc2.com/blog-entry-132.html

ここのRMAA測定結果をみると低域のクロストークが随分と悪いけれど、これが仮想GNDをおそろかにした結果じゃないのかなあ。

それもそれで味なのかもしれないけどねえ。
昔のディスクリートのアンプとか、多分干渉しまくりだったと思うし。
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