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LXU-OT2 もうやるしかない

+6Vの仮想GNDについて前記事のコメント欄などにも書きましたが、結局のところ10kΩで分圧しただけの仮想GNDにいくらコンデンサ盛ろうと、信号ラインが数kΩでぶら下がってちゃどうしようもないよね。

なんとかリード部品の追加だけでカンタン改造で済ませようと試行錯誤したのですが、もう無理だと思いました。
IMG_0067.jpg


もうチップ剥がします。
IMG_0070.jpg


そもそもオペアンプの帰還抵抗が小さすぎるのが問題なんです。
そこで貧弱な仮想GNDが振られないように全体的に数値を見直します。

R29,R42 3.9kΩ→43kΩ
R28,R41 3.9kΩ→100kΩ
C9,C34 270p→33pF

R16,R25 3.9kΩ(と書かれているけど実は2.4kΩ)→150kΩ
R15,R24 3.9kΩ→47kΩ
C15,C20 270pF→22pF

C12,C14 150p→1500pF

帰還抵抗を大きくして仮想GNDに流れ込む電流を少なくするとともに、オペアンプにて扱う電圧レベルを理想的なレベルに変更します。
SN比を向上するためにも、なるべく大きなレベルを扱いたいものです。それにライン出力が1V程度しかなく足りないため、0dBFS出力時で2Vrmsは出るようにします。
せっかく貧弱なDCDCコンバータで12Vを作ったのに、電圧を有効に使わないとは何をしてるんでしょうか。
(元の回路のままでレベルを高くするとクロストークに影響するので控えたのかも?)
そしてヘッドホンアンプ段ではフルボリュームにしても信号クリップを起こさないように設計します。
やっぱいくら大音量が出てもフルボリュームで歪んじゃだめだと思うんですよ。
ここを適正にすることでサーという残留ノイズも回避できる落とし所が見つけやすくなると思います。

ちなみにDCDC回路修正後にも残っている残留ノイズはPCM2704の限界と思われます。
秋月のPCM2704のキットの出力を直接トランスで昇圧してヘッドホンを鳴らしてみましたが、昇圧すると残留ノイズが目立つようになりました。
やはりPCM2704は直接ヘッドホンを接続することを想定しているデバイスですから、オペアンプつけたり余計なことをしないのが良いんですよ。

この点に関しては出力インピーダンスを高くしてそこに食わせるようにして、実質的な音量はPCM2704と同じくらいになるようにしようと思います。そうすれば残留ノイズも目立たないし、付加されたオペアンプ回路も無駄にはならず有用に使えるってもんです。


まだ仮組みですが、クロストークは20Hzで-70dBくらい取れそうな予感です。
仮想GNDですが謎が多いです。コンデンサ足すと悪化したりして、このレベルになると他の部分のクロストークを打ち消したりとかしあっている状態なのかもしれません。
それと、なんだかんだで2つに仮想GNDをそのまま使用しています。どうせ本来のGNDと交互に参照するので変動が一定以下になっていれば数値の良い方を優先してもいいかなって思っています。
ひょっとするとこればかりはLUXMANの秘められたノウハウだったのかも、しれません!?

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No title

この付録付って長野には売っていないんですよ。

後ろのKENWOODの電源は設定電圧より一瞬高い電圧出ませんか?
対策品ですか? 多くの企業がこの電源でICを破壊した事は有名です。

ストレージモードで確認してみてください。

No title

付録付き、置いてない書店もあるみたいですね。

私はもう全部通販で買ってます。Amazon界隈です。
公式サイトから飛べるところでも在庫まだありませんか?
参戦しましょうよ。

あ、電源実はあまり使用機会がないんです。
いまのところ大丈夫ですが怖いですね。
何をしたタイミングで出るんでしょうか。確認します。

No title

オペアンプのゲイン変更は既に行いましたが、経験上、1%誤差の抵抗を使わないと、左右のバランスがずれるのでご注意下さい。

No title

電源については、5.0V設定で電圧測定をしてOUTSW ON/OFFにてひげみたいにオーバーシュートしなければOKです。

たしか2割程度高く出たと思います。

No title

桐ヶ谷工房 さま

コメントありがとうございます。

そうなんですよね。とりあえず交換した状態でライン出力で

L:2.0xxV
R:1.9xxV

みたいな感じで誤差が出ました。許容範囲は後々検討するつもりです。
普段は1MΩ抱かせてとかやって調整するんですが、できれば1%品使いたいところですよね…。



長野のO さま

設定電圧色々かえて出力ON/OFFや強制電源断とかやってチェックしましたが立ち上がり立下りとも大丈夫そうでした。
よかったです。

No title

チャンネル偏差一応確認しました。

実はまだ仮組みで記事中の値になっていないので触れていなかったのです。
あと、元々の状態の偏差がどのくらいあるのか未チェックでした。1%品使ってるんでしょうかね。

いま改めて測ったら2.078Vrms 1.987Vrmsで偏差としては0.39dBです。±0.5dBくらい民生機なら許容範囲でもいいような気もしますが、ちょっとひっかかりますね。

1608の1%品ってどこで買えるんだろう。Digi-keyあたりまでいけばありそうですが。
本気でやるならそうしなきゃだめですね。
チップコンデンサも誤差が気になって色々探したんですが、うーん。

コンデンサまだ入れてないですが、ライン出力のTHD+Nが現状で22kHz制限なら1kHz 0dBFsで0.0078%で良好ですが、帯域を30kHzまで開けただけで0.02%、制限なしで0.4%まで悪化します。もう少し絞りたいです。

No title

やはり大変そうですね。

これなら一緒に±電源化もやってしまった方がよさそうな気がしてきますし、逆にいっそLXU-OT2の限界と思って諦めた方がいいのでは、とも思えてきたり…

部品剥がし後の貴重な映像を拝見しつつよーく考えることにします。

No title

チップの交換自体は慣れと道具でなんとかなるものですが、ついにここまでって感じです。
私は、見た目と回路構成を変えずに追い込んでみようと思っているのでこのまま続けて頑張ってみますが、普通にやるなら他の、例えば秋月のUSBDACベースで他は自分で組んだほうが良いでしょうね。
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