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ハイレゾ音源に関するアンケート

twitterのアンケート機能を使って、様々な条件で作られた音源がハイレゾなのかニセレゾなのか、みなさんで判断してみましょう!
匿名ですのでお気軽にどうぞ!


■ハイレゾに関するアンケートの回答者の方々へ

一般ユーザー(聴くのみ)です。
音源の制作に携わっています。
https://twitter.com/fixerhpa/status/661797331222663168


■CDをアップサンプリングしただけのハイレゾ音源も存在するそうですが、さて、アーティストとエンジニアがCDをリッピングしてアップサンプリング、「これこそが私の望む表現だ」と感じたら、それは正当なハイレゾ商品として成り立つでしょうか

はい。それは正当なハイレゾ音源です。
いいえ。ニセレゾです。
https://twitter.com/fixerhpa/status/661722809907810305


■高域補完技術(○2HDとか)を使って、CDマスターから作られたハイレゾ化したものは、正当なハイレゾ商品といえるでしょうか。

はい。それは正当なハイレゾ音源です。
いいえ。ニセレゾです。
https://twitter.com/fixerhpa/status/661723542350786560


■マスタリングスタジオでCDを再生。一度アナログにするとチャラになるので、アナログでイコライザーとかコンプレッサーとかのエフェクタを使ってハイレゾで録音しなおしたら、それは正当なハイレゾ音源でしょうか。

はい。それは正当なハイレゾ音源です。
いいえ。ニセレゾです。
https://twitter.com/fixerhpa/status/661723616090808320


■24bit 48kHzで録音された素材を、96kHzの環境でミックスダウンしなおして96kHz 24bitで出力した音源は正当なハイレゾ音源といえるでしょうか。

はい。それは正当なハイレゾ音源です。
いいえ。ニセレゾです。
https://twitter.com/fixerhpa/status/661724274730774528


■24bit 96kHzでレコーディングし、DAW上でミックスダウンして24bit 96kHzで出力した音源は正当なハイレゾ音源といえるでしょうか。

はい。それは正当なハイレゾ音源です。
いいえ。ニセレゾです。
https://twitter.com/fixerhpa/status/661724502221414400


■ハイレゾは、あ、やばい、ゾクゾク

する
しない
https://twitter.com/fixerhpa/status/661725569122340865


■CDやハイレゾなどの録音物のレコーディングや販売時における、24bit 96kHzなどといったスペック(数字の違い)について

その選択も音楽表現の一部である。
演奏の記録形式の違いに過ぎない。
https://twitter.com/fixerhpa/status/661782959117066240


■40kHzどころか構造上、可聴域の高音の収録でさえも不利とされる「ダイナミックマイク」のみを用いて96kHzサンプリングで録音した作品は、正当なハイレゾ音源か

はい。それは正当なハイレゾ音源です。
いいえ。ニセレゾです
https://twitter.com/fixerhpa/status/661790949022892032



質問は追加されるかもしれません。良いお題を思いついた方はお知らせください。

ラブライブ! の32bit 整数ハイレゾ音源どうなんすか

ざっとメモ程度に。


■32bitのオーディオデータについて

業務用の制作環境であっても基本的にA/DコンバータやD/Aコンバータは24bitであり、一貫して32bitで作業できるDAWは一般的ではない(そもそも存在するのか?)というところ。

PC上の内部処理では演算の都合で32bit floatが用いられているが、入出力についてもAES/EBUなどの現状の接続方法では24bitまでの信号しか扱うことが出来ないこともあり、入力と出力では殆どの場合24bitとなる。

A/D、D/A変換においても現状の技術24bitのスペックを使い切ることは難しく、下位ビットについてはノイズで埋もれている場合が多く、有効な信号が含まれているかというと何といえないところ。
アナログ回路を含めたハードウェアトータルで24bitの分解能を活かせていない状態で、32bitの出力を行う意味があるのだろうか?



■ラブライブの32bit 整数 ハイレゾ音源について

この音源は元々24bit 48kHzで録音された素材を96kHzのデータにアップサンプリングしてミックスダウンをやりなおして、最終的に96kHz 32bitのデータとして書き出したものとのこと。
この段階ですでにネイティブではない所謂「ニセレゾ」音源である。これが「真の32bit」って嘘もいいところだ。
その話はさておき、では32bitで完成させるにあたって、作業中のモニターは32bitのD/Aコンバータから出力した音を聴いていたのかどうかという点が気になる。
そういった作業を行おうとすると編集ソフトやDAコンバータの選定においてかなりの制限を受けることになる。
おそらく作業では24bitの音声をモニターして、ファイル書き出しで32bitを選択したのではないかと予想される。32bit対応の民生機のプレーヤでチェックはしたらしいけれど…。

これを映像作品に例えると、普通のHDのビデオカメラで撮影したデータをパソコンで編集して、その時にチェックするのは4Kのディスプレイ。最終的には8Kのデータとして書き出しました。こんな感じじゃないかなと。

今回の作品が「32bit音源」としてユーザーが受け入れるために十分な作業プロセスがとられていたのかどうかが気になるところ。



■音どうなんすか
とりあえずスノハレを買ってみました。32bitの再生環境を持っていないので24bitに変換して、いや、いっそのこと16bitにしてサンプリング周波数も44.1kHzで聴いてみてもいいんじゃないかなってことに。
ミックスダウンをやり直しただけあって、聴いたときの音質の印象は良くなっているけれど、配信フォーマットが32bitや96kHzであることの恩恵というより、ミックスダウンの作業を音質を意識してやりなおしたことが大きいのではないかという印象。


もともとラブライブのCDは音質が悪いことで有名で、

シングル→音悪い
アルバム→もっと音悪い
ハイレゾ TRUE STUDIO MASTER→クソマスタリング前で少しマシ
ハイレゾ 32bit HD REBUILD MASTER→アイマスのCDくらいの音質

こんな感じで同じもの4回売って、ようやく人並みの音が出てきた感じ。
結果的に満足度の高いものが得られるようになったのは喜ばしいことではあるけれど、アニメ作品のブルーレイ化ににおける作画修正みたいなことを商品で何度も行ってその都度購入させるのではなく、最初からCDで手抜きせずに作ってくれたらそれで十分じゃないのかなーという感じでした。

これは32bitの音源をCDフォーマットに変換してCD音源とくらべてみると簡単に理解できることではないかなと思います。
CD音源と、CDフォーマットにダウンサンプリングした32bit音源で後者のほうが音が良いというのなら、最初からもっと良い音質でCD出せたよね…?

ちなみに32bit版の音源についてツイートでみかけた感想では、「低音盛りすぎ」「左右に流れる音の方向がCDと逆」「ミックスしなおしたせいで記憶にある楽曲と変わってしまっている」なんてのがありましたが、ミキシングをやり直したことを踏まえると、このあたりについて妥当な落とし所ではないかなと感じました。


さてさて次回以降の新作のCDがどんな音質でリリースされるのか、そこが気になるところです。
えげつない商売に見えていた部分が、過渡期で模索していたことによるものだったのか、実際そうだったのか、今後のCDの様子によって、そろそろ実態が見えてくるってところでしょうかね。




※コメントで指摘のあった部分などについて追記

・e-onkyoのスノハレのページに「CD発売時に制作したマスター音源はProTools|HDを使用し32bit floating/48kHzにて収録からミックスまでを行っております。」とありますが、ProTools HDであればA/Dコンバータやインターフェイスは24bitのはずなので、32bit floatingというのはファイル形式でそれを選択しただけのことであって、データの内容としては24bitでしかなかったと考えられる。

・32bit floatのマスターの音源から32bit 整数のフォーマットに変換すると、-54dBFS以上の領域においてはデータが足らず、アップコンバートされることになる。逆に-54dBFS未満においては32bit floatのほうが分解能が高くなるためダウンコンバートされることになる。32bit floatから24bit 整数に変換するのは全領域においてダウンコンバートとなり、演算のために32bit floatを選択した意味はありそうだが、有効な32bit 整数フォーマットの音源を書き出すためには、演算には64bit等のフォーマットの選択が必要なのではないか。
参考http://achapi2718.blogspot.jp/2011/12/32-bit-float-ieee-754.html

ハイレゾなら波形がカクカクにならないの嘘

ハイレゾ音源(ハイサンプリング)ならば、アナログ波形がカクカクにならずに滑らかに記録できますという図をメーカーの説明文などでよく見かけますが、あれは嘘です。

「カクカクなアナログ波形も、ハイレゾならカクカクのまま記録再生できる」が正解です。

間違った説明がされている原因は、DAW上での簡易的に表示された波形がカクカクしていてデジタルっぽさがあるからなのかもしれません。

実際に「カクカクした波形」をAD/DA変換して、説明が嘘であることを確認します。



まず、カクカクの波形を用意します。測定器のジェネレータで任意波形として用意しました。周波数は5kHzです。
B_AwLetUQAAHcox.png




ジェネレータの出力をアナログオシロで確認します。
B_AwcquVIAEebVF.jpg





この信号を、オーディオインターフェイスでサンプリング周波数192kHz(ハイレゾ)でAD/DAコンバートし、波形を確認します。
上がADコンバートする前の元の信号、下がAD/DAした後の信号です。
B_Aw6rOVIAMXVEa.jpg
カクカクが鈍っていますが、おおむね再現できていることがわかるでしょう。




次に、サンプリング周波数を44.1kHz(CDフォーマット)に変更してみます。
B_AxDnDVAAA10GR.jpg


ご覧のとおり、波形のカクカクが無くなってしまいました。



これは、波形のカクカクの部分は周波数が高いということが原因です。信号は5kHzであっても、カクカクの部分は20kHzを超える成分を持っているため、CDフォーマットではこの部分が切られてしまい、滑らかになってしまうのです。

にしやまさん企画「お手軽Mix体験」

ホニャララねずみファクトリーのにしやまさんとtwitterで話をしていて実現した「お手軽Mix体験キット」

「いい音とは何」とか、「適正な音圧は」みたいなそういう疑問から始まって、じゃあ素材提供するから自分でミックスマスタリングしてみろよ的な感じで、貴重な楽曲の素材をいただけることになりました。
こういったミキシング前の素材を手に入れることができる機会はとても貴重です。普段は聴くだけの立場の一般の方も、フリーソフトのDAWを使ってミックスダウンの作業を経験してみることで、「良い音とは何か」について少しでも何かを知ることができるキッカケになるんじゃないかと思います。
また、にしやまさんによる見本のミックス、そして参加者のみなさんのミックスを聴いてみて、それぞれが何を重視しているのか、何を良しとするのか、それぞれ個性のある表現を感じとってみてはいかがでしょうか。

本当はリアルタイムでTLを追うととてもおもしろいのですが、こちらのまとめもある程度様子がわかるので載せておきます。

にしやまさん企画「お手軽Mix体験」

高音上げすぎ宇多田ヒカルのハイレゾ、だはー

宇多田ヒカルのハイレゾ音源が、First Love [2014 Remastered Album]に続いて第二弾ということで
Utada Hikaru Single Collection Vol.1 [2014 Remastered]とUtada Hikaru Single Collection Vol.2 [2014 Remastered]の2作品が配信開始されました。前回は見事なニセレゾでしたが、今回はいかがでしょうか!?

こちらのハイレゾ音源は商品ページに書いてあるように、曲によってマスターがアナログハーフだったり、96kHz 24bitのWAVだったり、それに満たない48kHzや44.1kHzのWAVファイルだったようです。2000年近辺でProToolsでマスターでWAVファイル使ってるというのはちょっと怪しい感じもするのですが、まあそのへんは置いといて…。

とりあえず買ってみるとしても1曲だと514円、アルバムで4525円もしますから、さすがにお金をドブに捨てる結果になるのではと躊躇ってしまいます。

なので、とりあえず試聴音源(圧縮されている)を試聴して、当ハイレゾ音源の価値を判断してみることにしました。
前回の記事とあわせてご覧ください。


Automaticという曲は前回配信されたアルバムにも入っていますから、この曲を試聴してリマスタリングの傾向を判断することにしました。


聴いた印象はtwitterに書いたように


「音がでかい」

「高域がうるさくて耳が痛い」


の2点につきます。これを波形でチェックしてみます。


■音声波形について
宇多田シングル

記録レベルに関しては、今回のシングルコレクションではご覧のとおり記録レベル(音圧)が上げられているのがわかります。レベルに関しては波形をみただけで一概NGとはいえないレベルだと思います。というのも、前回のアルバムではCDに比べてかなりレベルが低めで収録されていました。これはこれで良いことなのですが、前回の記事にもありますように、音作りとしては迫力に欠けるものだと感じました。無闇に波形を潰してまで音量を稼ぐのは良いことではありませんが、波形的には今回のシングルコレクションも妥当な範囲かなと感じました。


■スペアナによる周波数分布

宇多田スペクトラム

高域がうるさいと感じた原因ははっきりと表れました。前回のアルバムに比べて今回のものは10kHzにおいて約8dBも高域が持ち上げられていることがわかります。そりゃあ耳も痛くなるでしょう。これだけ極端にEQを掛けた状態で音圧を上げれば、持ち上げられた高域に過敏に反応し、音が暴れていることも想像できます。


そういうわけで、今回の宇多田ヒカルのハイレゾ音源は音質面において買う価値のないものだと判断しました。


可聴域でここまで極端な加工をしてしまうと、もはやこれはハイレゾの恩恵という域を超えてしまっており、これを「ハイレゾ音源です」と言って出してしまうとユーザーがハイレゾに対して間違ったイメージを持ってしまうのでとても良くない状態です。

オリジナルのCDと明らかに異なった音作り・表現をするのなら、きちんとその意図を明記することを強く要望します。
プロフィール

fixer

Author:fixer
http://fixerhpa.web.fc2.com/
Twitter @fixerhpa
頒布中のバランスキット関連はこちら

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