スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヘッドホンマッチングトランス製作依頼品(2)

DSC_2112.jpg

ケースやらスイッチなどの部品は少しずつ届き始めましたが、まだ揃わないので先にステレオミニプラグの接続ケーブルを作ることにします。

基本的にはポータブルヘッドホンアンプに使用するケーブルと同じで良いのですが、そちらが電圧伝送であるのに対しこっちは電力なのでなるべく太く短いものが理想です。とはいってもヘッドホンについているケーブルと同等の太さがあれば十分です。
電気的な特性よりは見た目や扱いやすさの点で選択したのはBELDEN 1172A。外径4.83mmのカッドケーブルで柔らかさもちょうどいいので採用しました。
ただ、カッドケーブルをミニプラグに取り付けるのは細かくて厄介ですので注意が必要です。

他には2芯のものでBELDEN 87761あたりが有名ですが、これはかなり固く無理に曲げると癖がつきそうなので曲げたい場合にはおすすめできません。あとは1503Aは作りやすく良いと思います。

ちなみにこれらのバランスライン用のケーブルをアンバランス2ch伝送に使用する場合に意識したいのがクロストークです。今回は低インピーダンスなので別段気にする必要はありませんが、通常のラインケーブルに使用する場合は左右chの信号線が撚られていることで容量結合し少なからずクロストークが発生します。本来なら左右独立してシールドされたケーブルを用いたいところ。やむなく使用する場合は極力短くしましょう。
また、低インピーダンスの場合は逆にGNDラインの共通インピーダンスによって逆相のクロストークが発生することがあります。いずれにしよ短くするのが理想です。
まあ、クロストークしている音が「好みの音」となる場合もありそうですけれどね。

前置きが長くなりましたがそれでは作業中の光景を御覧ください。




まずはシースを剥いて
DSC_2117.jpg




寸法を合わせて信号線を剥き、予備ハンダをします。
DSC_2124.jpg




こんな具合で。1172Aの芯線の絶縁体はポリエチレンなので熱に弱くすぐ溶けるので作業性は悪いです。
DSC_2127.jpg



まずはLch側をハンダ付け。かなり狭く細かい上に絶縁体が溶けやすいので難易度は高め。
DSC_2142.jpg



続いてRch側をハンダ付け。シースをクランプするのが不可能なため、芯線にビニールチューブを被せた上からクランプすることにします。
DSC_2145.jpg



最後にクランプ部分にGND線をハンダ付け。プラグのカバー内の空間に余裕はなく、ギリギリでした。
DSC_2148.jpg



反対側にもプラグを取り付け、導通チェックを行なって完成です。
DSC_2151.jpg




※追記

MOGAMI2552とトモカプラグの組み合わせで以前作ったものがあったので中身を見てみましたが、いずれにせよφ5mmクラスのケーブルをφ3.5mmプラグに取り付けるのはかなり大変ですね。

DSC_2165.jpg

ヘッドホンマッチングトランス製作依頼品(1)

ここに掲載しているポータブルプレーヤ用のマッチングトランスを是非製作して欲しいとのご依頼があったので、製作することになりました。

せっかくの機会ですので進捗状況の報告がてら製作過程を記していきたいと思います。

とりあえず部材の手配を行い、到着までの間にケース加工用の型紙を作ります。
ケース加工は直接材料に罫書きをしてもいいのですが、凹凸があって細かいものですとやはり誤差が生じがち。
そこで型紙を用意してケースに貼り付けると正確な位置出しが可能になります。
方眼紙に手書きでもいいのですが、レイアウト構想やら管理を考えるとプリンターで印刷するのが良いでしょう。
以前はイラレで描くことが多かったのですが、今回はフリーのCADを使ってみました。

タカチのサイトにdxfの図面がありますので利用すると便利です。

cad.jpg




あらら、前面で見た目のバランスが良い配置にすると裏でナットが干渉してしまう…。
不要な部分なのでフライスで削りますかね。
ナットが
プロフィール

fixer

Author:fixer
http://fixerhpa.web.fc2.com/
Twitter @fixerhpa
頒布中のバランスキット関連はこちら

最新記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
最新コメント
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。