FC2ブログ

ギボシ端子の圧着と抵抗

自動車の電装関係や無線機の接続でよく使われる「ギボシ端子」。

EFoGHFMU8AI_Lnn.png

ホームセンターでも簡単に端子と圧着工具が買えるため車いじりをする人には身近なものとなっています。しかし、どうもこれがうまく圧着できずに電線が抜けてしまったり、発熱して焦げたり燃えたりといった事故を起こすようで、ネットで検索するとたくさんの事例が出てきます。
圧着のやり方についてもブログ等で工具で何度も挟み直す方法、ハンダを流す方法、ハンダはダメだという意見など色々と語られていますが、どれが正しくて何が問題なのか、発熱するとしてどのくらいの抵抗成分があるのか、専門的な記事を見かけることはありません。それどころか端子のメーカーの取説も「確実にかしめてください」くらいしか書かれていません。

そもそもこの手のオープンバレルと呼ばれる端子を圧着が、ホームセンターで1000円程度で買える工具で正しく出来るのかというのも疑問なところ。出来合いの製品についているギボシ端子と比べてみれば一目瞭然なのですが、高価で正しい工具を使用して圧着された端子であれば引っ張っても抜けることなど無く、先に電線が千切れるのが普通です。

EFoXr4uUYAIoWjF.png


圧着端子でも、オープンバレル型ではなく「絶縁被覆付圧着端子」や「裸圧着端子」と呼ばれるものは細かく規格で定められています。これ用なら6千円くらい出せば正しい圧着工具が手に入ります。なお、端子自体はホームセンターでもよくみかけるものです。
このあたりの話を知っている人にとっては「そもそもギボシ端子はまともに圧着できるわけがない」という認識だったりするようです。
私もその一人だったため、ギボシ端子はなるべく使わないようにし、簡易な圧着工具もすべて処分してしまいました。しかし、圧着に関する話題がしばしば上がってくるため、実際に売られているものでどの程度の性能になるのか試してみたくなり、わざわざ購入してテストしてみることにしました。


EFn9wXaUUAA-_Y0.png



EFoKJKrUwAAvt7I.png


実験の内容はtwitterでリアルタイムに書きましたので、そちらをご覧ください。

https://twitter.com/fixerhpa/status/1178213231103397889


「エーモンのギボシ端子と圧着工具で電線同士を接続した場合、どのくらいの抵抗分を生じるかを確認」する実験において、予想していた、発熱するほどの電気抵抗はなく、これなら十分な性能ではないかという結果となりました。
しかし、巷では焦げたりする事故は発生しているので、事故に繋がる接続はどのような状態の圧着だったのかは気になるところです。接続したばかりの初期状態では問題ないものの、振動や酸化などの経年変化、大電流でスパークが起きることにより徐々に抵抗分が増えていき事故に繋がる可能性もあるのではと考えています。


スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

fixer

Author:fixer
http://fixerhpa.web.fc2.com/
Twitter @fixerhpa
頒布中のバランスキット関連はこちら

最新記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
最新コメント
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク