
A28-224トランス 周波数特性
PCM2704の出力昇圧および帯域外ノイズカットを目的に製作したトランスA28-224ですが、周波数特性の測定においてDAコンバータのサンプリング周波数が48kHz留まりのため20kHzまでの測定が限界でした。
実際、ナイキスト周波数近辺および帯域外での動作を測っていなかったため、今回測定してみました。
PCM2704の出力インピーダンスがほぼ0Ωのため、これに合わせて信号源インピーダンスが低くする必要があります。アナライザの出力インピーダンスは最小で40Ωのため、このままでは使えません。
そこでオペアンプによるバッファを通し、その出力をPCM2704に見立てて付随回路経由でトランスに接続しました。
なお付随回路の定数ですが、カップリングコンデンサは470μF、一次側の抵抗10Ωは取り去ってトランスに直接接続(測定結果への影響はほとんどなし)、出力側は1.5kΩにて終端した状態です。
それでは測定結果をご覧ください。

必要な20kHzまでの周波数はバッチリ通し、それ以降はおよそ10dB/octくらいで遮断されていることが確認できました。
どうでしょう? 少なくとも周波数特性においては文句のつけようのないスペックが得られていると思います。
実際、ナイキスト周波数近辺および帯域外での動作を測っていなかったため、今回測定してみました。
PCM2704の出力インピーダンスがほぼ0Ωのため、これに合わせて信号源インピーダンスが低くする必要があります。アナライザの出力インピーダンスは最小で40Ωのため、このままでは使えません。
そこでオペアンプによるバッファを通し、その出力をPCM2704に見立てて付随回路経由でトランスに接続しました。
なお付随回路の定数ですが、カップリングコンデンサは470μF、一次側の抵抗10Ωは取り去ってトランスに直接接続(測定結果への影響はほとんどなし)、出力側は1.5kΩにて終端した状態です。
それでは測定結果をご覧ください。

必要な20kHzまでの周波数はバッチリ通し、それ以降はおよそ10dB/octくらいで遮断されていることが確認できました。
どうでしょう? 少なくとも周波数特性においては文句のつけようのないスペックが得られていると思います。
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